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帯留めデビューに、浴衣に合わせるアクセサリーに。5人の作家さんが作るアイテムをご紹介。

こんにちは、戸田江美です。

みなさん、今年の夏はもう浴衣を着ましたか?せっかく浴衣を着るのなら、小物にも気を遣ってみたいもの。浴衣や着物の小物と言えば、「帯留め(おびどめ)」。帯の上につけるものです。帯留めを取り入れてみるだけで、和服の楽しみ方がより一層広がりますよ。

「帯留めって難しそう…」と思われがちですが、紐に通すだけなのでコツを掴めば意外と簡単。お店に浴衣の着付けをお願いした場合は「これを帯留めに使いたい」と持ち込めばOKです。

今日はそんな帯留めと、合わせて使いたい浴衣にも着物にも似合うアクセサリーをご紹介します。どれも作家さんがひとつひとつ心を込めて作っているハンドメイド作品。とっておきのものを見つけてみませんか?

涼を運ぶ氷のような作品が素敵な「mige」

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レジンでできた帯留め。まるで氷のよう!夏の光に透き通るような見た目が涼を運んでくれます。

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ヘアアクセサリーもあります。透明感のあるレジンと金の組み合わせが上品!コーディネートをぐんと一段おしゃれにしてくれそうな作品です。

伝統的だけどカジュアルな Kenichi Kondoの「七宝」アクセサリー

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七宝とは銀など金属の表面にガラス質の薬を焼き付ける工芸です。近藤健一さんがつくるのは、光によっていろんな表情を見せる七宝の魅力が詰まったアクセサリー。七宝でできたこちらの帯留めは、つややかな見た目や、こっくりとした色合いが素敵。
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そんな七宝でできたこちらのピアスは、ちょこんとしたサイズだけど、存在感は十分。控えめに主張する、涼やかなブルーやイエローの独特な色味がたまらなくかわいいです。
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〇△□もありますよ。七宝は伝統的な工芸だけど、こうしてカジュアルで現代的なアクセサリーになっていると取り入れやすいですよね。
浴衣に合わせるアクセサリーって悩むけど、このようなシンプルで華奢なアイテムが合わせやすいのかもしれません。浴衣と合わせて見につければ、きっと浴衣のいろんな表情を引き出してくれると思います。

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山好きにはたまらない、こんなアイテムも!金メッキでできた指輪ですが、金の山と銀の山、どれも同じ形はありません。「私の好きな山はどれだろう」って、ずっと見てたくなります。

帯留めにもピッタリ!柔らかで繊細な「acou:」の刺繍ブローチ

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ブローチって実は帯留めにも使えるんです。野に咲くお花を刺繍にした「acou:」のブローチは、ひとつひとつに個性があってとってもかわいいです!
フリーハンドで描いたような線が表現されていて、柔らかい印象を与えてくれます。ひと針ひと針、丁寧に作られていることが伝わってきます。

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こちらのイヤリングはなんだかスイーツみたい!耳元でさりげなく咲く、ふわふわとしたお花です。落ち着いた色味で朴訥とした感じだけど、華やかさもあって素敵。浴衣コーディネートにあたたかみを加えてくれそうです。

「3373(さざなみ)」の陶器ならではのあったかアイテム

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陶器ってマットな手触りがかわいくて、ぽってりとした見た目が愛らしいし、魅力的ですよね。そんな陶器も帯留めも発見しました!「3373(さざなみ)」の帯留めは、陶器ならではの質感と、水彩のような色使いが素敵なんです。真ん中にあるお花が描かれた帯留めは、額縁にお花が描かれていてなんだかアンティーク調。存在感あるけれど主張しすぎず、長く愛用できそうです。

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他にも、ヘアゴムやヘアピン、ネックレスなどもあるので、帯留めと一緒に合わせてみてはいかが?“青”が素敵なアイテムが多いので、藍色の浴衣によく似合いそう!

ビーズと刺繍で織りなす「akiko tamai」のアクセサリー

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ビーズで幾何学っぽい模様がつくられたこちらの帯留めは、「akiko tamai」の作品です。ビーズの素材感が和の浴衣にも合いそうだし、色の組み合わせや模様はPOPな雰囲気もあってかわいいんです。ビーズの帯留めを浴衣と合わせれば異素材同士、メリハリの効いたファッションになります。鮮やかな見た目は宝石のようにも、サンゴや貝のようにも見えるなあ。

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指輪やイヤリングも、モコモコとしたフォルムが魅力的。シンプルなTシャツなどと合わせてワンポイントにしたいです。

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こちらは、刺繍とビーズでできたイヤリングとピアス。風にふわりと揺れそうな素材感は夏にピッタリです。身につけたらそっとファッションを引き立ててくれるような、繊細な魅力のあるアイテムですね。

作家さんが作るアイテムって、ひとつひとつに真心がこめられていてあたたかさが伝わってきます。そんな作品を身につけたらより一層、浴衣を楽しめそうですね!