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レトロなデザインに心惹かれる…!信州小布施のご当地牛乳「オブセ牛乳」の秘密と、かわいいお菓子をご紹介。
こんにちは!箱庭編集部みのりです。
今日は私の地元、長野県・小布施町にある、町の牛乳屋さん「オブセ牛乳」を紹介したいと思います。レトロな天使のロゴマークが魅力的な上に、濃厚な味わいでとっても美味しいのですが、今回その秘密を探ってきました!近年、食品卸売会社とコラボして開発された、お土産にもぴったりなかわいいお菓子も紹介したいと思います。信州や牛乳好きな方、レトロなご当地キャラ好きな方は必見です〜!
(オブセ牛乳HPより)
小布施町は、長野駅から電車で30分ほどの場所にある、長野県で一番面積が小さな町です。葛飾北斎や栗などの観光資源を活かした町づくりで、長野県内でも有数の観光地でもある素敵な町なので、信州を訪れる際はぜひ立ち寄ってもらいたいです!
そんな小布施に、60年以上続く老舗の牛乳屋さんがあることは知っていますか?実は、信州を代表する有名なお菓子や、町内外の飲食店のメニューにも多く使われているのですが、観光では出会う機会があまりないかもしれません。
商品によって微妙にデザインが違う?レトロな天使のロゴマークに注目!
オブセ牛乳を手にしたら注目してもらいたいのが、三日月の上で眠るレトロな天使のロゴマーク。商品を見比べると、天使の顔が少しずつ違うんです(笑)。これは依頼する印刷屋さんの違いによって起こるらしいのですが、そのゆるさがなんともたまらないですよね。
オブセ牛乳を夫婦二人三脚で支える西岡さんいわく、天使なのに黒く塗りつぶされた羽や、ちょっと小生意気な表情から、「実は小悪魔なのでは?」説もあったんだとか。
しかし原型と言われている牛乳瓶のフタのデザインを確認すると、天使の羽になっていることが確認できたため、「天使で間違いない!」ということになったそうです(笑)。
ロゴマークの考案者は、創業者である先代社長の奥様なんだとか。ロゴマークの由来を聞く前に他界されてしまったため真相は不明ですが、創業当時の時代背景から推測すると、「牛乳は栄養価が高いことから、赤ちゃんや子供たちの健やかな成長を願って、三日月のベッドで眠る「赤ちゃん天使」のロゴを考案したのではないか」とのこと。
先代社長の奥様の願いのように、小布施町民はみんな幼稚園や小中学校の学校給食でオブセ牛乳を飲んで育ってきました。
ロゴマークだけじゃない!60年以上愛され続ける味の秘密は?
ここまでロゴマークに注目してきましたが、小布施を訪れたら必ずオブセ牛乳を飲んでもらいたい!と心からおすすめできる位、濃厚な味わいで本当に美味しい牛乳なんです。大きな声では言えないですが、牛乳がちょっと苦手な私でもゴクゴクと一本飲み切れます。(お代わりが欲しくなる位!)
その秘訣は、「80度15分のこだわり殺菌」にあるんだとか。牛乳にはいくつもの殺菌方法がありますが、120〜150度で数秒間殺菌し、急速に冷却する「超高温瞬間殺菌」が大量生産可能なことから主流なんだそう。それに対して、80度15分殺菌は時間と手間暇がかかることから少量しか生産できませんが、「牛乳が一番おいしくなる殺菌方法」として創業当時から守られているそうです。
じっくり丁寧に殺菌した牛乳は、コクはあるけどさらっとした飲み心地です。まずはそのまま飲んでもらいたいですが、ヨーグルトにすると味の違いがよく分かるそうですよ。
今回、特別に工場を見学させていただきました!ほのかに牛乳の甘い香りのする工場には、見たことのない機械がたくさん!毎日、製造が終わったら部品一つひとつを丁寧に洗浄しているそうです。隅々まで手入れが行き届いていて、築20年とは思えないほどとても清潔な印象でした。
牛乳屋の規模としては小さいそうですが、小さな牛乳屋さんだからこそ管理が行き届いていて、手間暇をかけて製造しているからこそ、オブセ牛乳の味わいが実現できるんだなぁと思いました。
オブセ牛乳は町内や長野市のスーパーの他、この工場でも一本単位で購入することができるので、信州に出掛けた際はぜひロゴマークを楽しみながら、味わってみてくださいね!
※最新情報
7/29(土)より、銀座NAGANOでも500mlパックと小ビン(180ml)の取り扱いが始まりました!
主に週末に販売されるとのことなので、ぜひ銀座でオブセ牛乳を味わってみてくださいね!
オブセ牛乳の味を楽しめる、かわいいお菓子が発売中!
少し前に東京で買い物をしている時、オブセ牛乳のパッケージのお菓子と出会って驚いたのですが、実は近年、長野市に本社を置く食品卸売会社・マルイチ産商から、オブセ牛乳を使ったブレッドやゴーフレット、ジャムなどのオリジナル商品が続々と発売されているんです。マルイチ産商が描いていた「子供が安心して食べられる商品」のイメージに、オブセ牛乳が合致したことからコラボに至ったんだとか。
私も数種類購入してみたところ、どれもオブセ牛乳の濃厚な味わいが楽しめてとっても美味しかったのですが、今日は私のおすすめの商品を2つ紹介したいと思います〜!
焼きドーナツ
こちらは水を一切使わず、オブセ牛乳のみで練り上げた生地をこんがりと焼いて仕上げた焼きドーナツです。 触ってみると硬いのですが、食べてみるとしっとりしていてびっくり。牛乳の風味が口いっぱいに広がり、いつまでも食べていたくなります。一口サイズなので、おやつや小腹が空いた時にぴったり!美味しくて手が止まらなくなってしまうので、食べ過ぎにはご注意を(笑)。
キャラメル
こちらはオブセ牛乳を使用し、焦がさずにじっくりと炊き上げることで、優しい味わいに仕上がったキャラメルです。袋を開けた瞬間、甘くていいにおいが広がり、食べる前から幸せな気持ちにしてくれます。一般的なキャラメルよりも柔らかめで、口当たりがとってもいいんです。個別包装になっているので、みんなで分けられるのも嬉しいポイント!
他の商品もオブセ牛乳の味が活かされていてとっても美味しいので、見かけたらぜひ購入してみてくださいね。もちろんパッケージにはオブセ牛乳のロゴマークが使用されているので、信州のちょっとめずらしくてかわいいお土産にもぴったりです!オブセ牛乳食品シリーズは、長野県内のスーパーや、銀座NAGANOなどで購入することができますよ。(店舗によっては取り扱いのない商品もあります。)
また、今後も新商品が発売される予定とのこと!次はどんな商品に出会えるのか、今から待ち遠しいです・・!
いかがでしたでしょうか?
私は子どもの頃にオブセ牛乳をはじめて飲んだ時の衝撃が今でも忘れられないのですが、今回その秘密を知ることができて、改めて魅力を感じました。また、食品として気軽に楽しむことができるようになったことで、より多くの人にオブセ牛乳を知ってもらえると嬉しいなぁと思いました。
オブセ牛乳やオブセ牛乳食品シリーズに出会った時は、ぜひロゴマークと共に味わいを楽しんでみてくださいね!
オブセ牛乳
住所:長野県上高井郡小布施町大字中松532-2
Tel:026-247-2243
営業時間:9:00〜16:00(日曜定休)
WEBサイト:http://obuse-milk.com/
Facebook:https://www.facebook.com/obusemilk/
Instagram:https://www.instagram.com/obuse_milk
価格:(販売先によって異なります)
1lパック:230〜250円
500mlパック:約140円
900mlビン:約400円
200mlビン:110〜130円
マルイチ産商
食品紹介サイト:http://www.maruichi.com/shinshu/syokuhin.html
価格:
オブセ牛乳焼きドーナツ:250円(税抜)
オブセ牛乳キャラメル:200円(税抜)