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作品と人とをつなぐ写真集と古書のお店「book obscura」が吉祥寺・井の頭にOPEN
写真集とじっくり向き合える本屋で、自分の好きな作品を見つけよう。
こんにちは。Keinaです。
私の住んでいる西荻窪のおとなり吉祥寺に、なんと新しい本屋さんが10月3日にオープンしました!いろんな本屋さんがある中、写真集が中心の本屋さんは珍しく、写真好きとしては、とても嬉しいニュースに心躍り、さっそくお店に遊びに行ってきました。
吉祥寺駅から徒歩10分、井の頭公園をゆったり散歩しながらお店に向かいます。
お店へと続く公園の道がすでに素敵で期待が高まります。公園を通るたび、四季折々の風景が楽しめそうですね。
「book obscura」に到着!
目印は、こちらの看板。
写真集を中心にアートブックやリトルプレスを取り扱う本屋「book obscura(ブックオブスキュラ)」は、カウンターから素敵な笑顔で挨拶してくれた黒崎由衣さんと奥で作業中の小林昂祐さんご夫婦が営むお店です。
店名は、原始のカメラである「camera obscura(ピンホール・カメラ)」からヒントを得て、人びとが見てきた世界を映しだす場であり、作品と人とをつなぐ架け橋になれるようにと命名したそうです。
実は以前、黒崎さんが青山にあった旅の本屋「BOOK246」の店主をしていたときに、箱庭で長綱淳平さん&桃絵さんのインタビューのロケ先としてお世話になり、その際におもしろい方だなと思い、そんな黒崎さんがお店をオープンすると聞き、すぐに駆け付けてしまいました。
店内には、おふたりが集めた歴史的価値のある名作から気鋭の作家による新作まで、ずらりと並んでいます。棚ごとにカテゴリーが分かれています。
写真集は読むというよりも、感じるもの。お気に入りをみつけて何かをキャッチできたら嬉しいですね。
店内に飾られているカメラも気になります。
book obscuraでは、写真集や美術書、デザイン書を中心に買取もしています。
こちらは元印刷所だったそうで、味のある床がGOOD。印刷機械があったであろう場所の床がコンクリートでした。印刷所だった場所が本屋さんに生まれ変わったのも何かのご縁ですね~
店内には小さなギャラリーも併設していて、現在は開店を記念して、『これまでと、これからと』と題した、これまでお世話になった写真家の方々との合同展示が開催していました。好きな写真家さんがたくさん参加していて、1点1点じっくりと楽しみました。
【参加写真家】
阿部祐介 / 在本彌生 / 飯坂大 / 石川直樹 / 稲岡亜里子 / 亀井隆司 / 佐藤健寿 /相馬ミナ / 谷口京 / 西山勲 / NUMA / 野川かさね / ハービー山口 / 山内悠 / 山西崇文
かしこまった感じではなく、お客さんが作品額をパーソナルスペースに飾ることをイメージできるようなギャラリーにしていきたいそうです。これからどんな展示が開催されるかとても楽しみ。
こちらのDMのイラストは、編集者・写真家でもある小林さんが描いたそう。絵まで描けるなんて多彩だな~!
黒崎さんと話していて印象的だったのは、「買わなくてもいいから、写真集をゆっくり見てほしい。」という言葉でした。「本当に気に入って集めた写真集や本だからこそ、ゆっくり手に取って楽しんでほしい。そして、お気に入りの本が売れると毎回寂しい(笑)!」と言っていたのがとてもチャーミングでした!本当に写真集が好きなんですね。
好きな写真集を探したいとき、誰かに写真集をプレゼントしたいときにおすすめです。今後は、コーヒーの販売も予定しているようなので、写真集とコーヒーが楽しめそうですよ。井の頭公園の近くに誕生したばかりの、写真集が大好きなご夫婦がつくった本屋さん、写真集も人も魅力的なので、ぜひ足を運んでみてください。次回遊びに行くときは、購入した写真集を井の頭公園でのんびり眺めてみようっと。それだけでいい1日になりそうですよ。
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photobook & gallery
book obscura
住所:〒181-0001 東京都三鷹市井之頭4-21-5 #103
TEL:0422-26-9707
営業時間:11:00 – 20:00
定休日:毎週火曜
※土日・祝日営業(火曜日が祝日の場合、翌日が定休日)
最寄駅:JR・京王井之頭線「吉祥寺駅」から徒歩10分
www.bookobscura.com
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