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マルタという国への興味がどんどんわいて、読み終えた時には旅立ちたくなる!

こんにちは!箱庭編集部みのりです。
イタリアの南側、地中海の中央に浮かぶマルタ共和国。名前は知っていても、実際に訪れたことがある人は少ないかもしれません。実は、「地中海の宝石」とも呼ばれるほど美しく、小さな島に魅力がぎゅっと詰まった国なんだそうです。

今日は、語学留学を機にマルタにすっかり魅了された著者の林花代子さんが、定番観光スポットから地元で人気のお店、さらには留学生活でも役立つ情報を紹介する、『まるごとマルタのガイドブック』の魅力をお伝えしたいと思います。

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実は、箱庭のガッコウの卒業生でもある林花代子さん。37歳で会社を辞め、念願だった留学の夢を叶えるべく、たまたま留学先に選んだのがマルタでした。実際に3ヶ月住んでみて、すっかりマルタに魅了されたのと同時に、なぜこんなに素晴らしい国が、日本ではあまり知られていないのだろう?と思うようになったことが、「マルタの本を出版する」という新たな夢につながりました。

そんな林さんの夢が形となった本書では、マルタがどこにあるのか分からないという方から、留学先として考えている方まで、誰が読んでもマルタに詳しくなれて、思わず旅立ちたくなってしまうような情報を、5章立てでたくさんの写真とともに紹介しています。
それでは、内容を少しだけお見せしたいと思います!

第1章「マルタを楽しむ8ワード」

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第1章では、「ジェラート天国」「マルタグルメ」「悠久の歴史」など、8つのワードでマルタを紹介。こちらのページでは、「青に染まる」というワードで2つのスポットを取り上げています。

マルタにあるビーチの中でも特に人気のコミノ島は、船で着いた瞬間、あまりの透明度に感嘆の声を上げる人も多いのだとか。
もう一つのスポット・ブルーグロットは、マルタ版青の洞窟と呼ばれていて、本家イタリアに負けず劣らず、自然が作り上げた見事な景観と、光り輝くブルーを堪能することができるそうです。マルタでも青の洞窟を楽しめることに驚きました!

第2章「ビュースポットでめぐる6エリア」

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第2章では、マルタを大きく6つに分け、それぞれのエリアを見どころとともにご紹介。マルタは東京23区の約半分ほどの小さな国ですが、世界遺産都市からリゾートまで、それぞれのエリアに魅力がぎゅっと詰まっているそうです。

こちらのページでは、世界遺産に登録されている首都・ヴァレッタの街並みをご紹介。坂が多くバロック様式の建築物が残るこの街は、カラフルな出窓やドアの印象的な家々が並び、映画のロケ地としても使われる絵になる街です。カメラを首からぶら下げて、歴史を感じながらゆっくり歩いてみたいな〜!

第3章「食べる・泊まる・買うマルタ」

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第3章では、林さんが実際に食べて・泊まって・体験した中から、おすすめのお店を中心にご紹介。マルタは地中海のリゾート地とだけあって、グルメにホテル、ショッピングとたくさんのお店があり、特に食は伝統料理から多国籍料理まで、バラエティ豊かなのだとか。

朝の時間をゆっくり過ごしたいカフェから、本格的なレストラン、常時45種類ものカラフルなジェラートが並ぶジェラテリアまで、掲載されているお店はどこもフォトジェニックで、写真を眺めているだけで楽しい気持ちになってきますよ。

第4章「マルタ旅行Tips」

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第4章では、ひとり旅できままにマルタを巡りたい人も、ツアーに参加してしっかりまわりたい人にも役立つ旅のコツをご紹介。モデルコースでは、2日でまわる定番コースから、グルメも遊びも旅写真も満喫できるよくばり女子のためのコース、ビーチ三昧コースまで、たくさんのプランが紹介されているので、きっと理想の旅のコースが見つかるはずです!

近隣各国とあわせてまわったり、オプショナルツアーに参加したりすることで、マルタを満喫する方法はかなりたくさんあることが分かりました。

第5章「マルタ留学Tips」

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第5章では、留学経験者の林さんならではのマルタ留学情報が紹介されています。特に、留学生の1週間&1日スケジュールや、マルタ留学経験者5名のインタビューは、留学生活を具体的にイメージすることができるので、マルタ留学に興味がある方は必読です!

巻末には、マルタ料理指差しメニューや逆引きインデックス、トラベルマップなど現地で役立つ情報が載っているので、現地でも心強いお供になってくれそうです。

また、それぞれの章の終わりには、林さんがマルタで体験した生のエピソードがコラムとして載っているのですが、マルタの人々の国民性が垣間見え、マルタへの興味が一段とわいてきました!
バスが時間通りに来ないなど、小さな島で多少の不便もあるそうですが、だからこそ生まれる人々との触れ合いもあり、全てひっくるめてマルタの魅力だという林さんの想いが伝わってくる一冊です。

私も本書を読み進める中で、いつかマルタに旅立ち、その魅力を肌で感じてみたくなりました!みなさんにもまずは『まるごとマルタのガイドブック』を手にとっていただき、マルタという国に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。