ハコミドリ

ミドリとの暮らし、はじめてみませんか?

こんにちは!箱庭キュレーターのえいかです。
ここ数年よく耳にする「植物のある暮らし」、憧れますよね。
とは言いつつも、(でもお手入れが面倒くさそう…)と何かと理由をつけて後回しにしている私ですが、先日こんな素敵なモノを見つけてしまったので、ご紹介したいと思います。

植物本来の造形美にうっとり

ハコミドリ
今回ご紹介するのは、周防苑子さんのプロジェクト「ハコミドリ」。その名の通り、ガラスで作った「ハコ」と植物を組み合わせた作品です。シンプルだけどとってもユニーク。主張しすぎないその佇まいに惚れ惚れします。

ハコミドリ
実は、私がハコミドリに出会ったのは先日東京で開催された個展でのことだったのですが、その美しい見た目はもちろん、コンセプトにとても惹かれたんです。

廃材から作ったハコの中、

植物は根を張り、苔生し、やがて溢れる。

育ち、枯れゆく姿すら、圧倒的な造形美。

農園に、田畑に、力強く生きるその瞬間を切り取って、あなたのもとへ。

窓から風景を眺めるように。ハコに、ミドリを。

ハコミドリ。

ハコミドリ

ハコミドリ
そう、どの作品も廃材をリユースして作られているんです。元々捨てられるはずだった廃ガラスが磨かれ、この美しいハコとして生まれ変わり、そこに新しい命が吹き込まれる。すごく素敵だなと思ったんです。

同じものは二つとない作品たち

現在は、滋賀県彦根湖岸のアトリエ「VOID A PART」で制作をしているという周防さん。
その作品を少しご紹介したいと思います。

植物標本

植物標本
大きなアネモネ一輪。鮮やかなピンク色に気分も上がりそう。

植物標本
素朴で優しい雰囲気のルリタマアザミ。ほっこりした見た目に癒されます。

植物標本
実は、私も先日の個展でこのヨウシュヤマゴボウの植物標本を購入しました。毒々しくも可愛らしい見た目に一目惚れしました。
植物標本
私が購入したものはこちら。同じ植物でも一つひとつ個性があって、同じ作品は世界に二つとないという所にもグッときませんか?

この標本の中身は接着剤などは使用されておらず、植物だけの力で固定されています。「中の植物を自分で変えて楽しむこともできますよ」と教えていただき、また楽しみが一つ増えました。

観葉箱

植物箱

植物箱

植物箱
こちらの作品は「観葉箱」です。
繊細な植物標本とは違い、力強い印象の観葉箱。ハコの底面には排水用の穴あり、長期的に植木鉢(テラリウム)として鑑賞を楽しむことができます。面倒なお手入れも不要なので、植物のある暮らしをこれから始めてみたいという人にぴったり。和洋どちらのテイストにも合うので、プレゼントにも喜ばれそう。

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実際に部屋に飾るとこんな感じ。ふと目につくところに置くだけで、毎日の生活にさりげなく癒しをもたらしてくれます。

そんな素敵なハコミドリの作品は、周防さんの個展やイベント、ウェブショップ(不定期)で購入することができます。東京や名古屋、大阪で不定期に開催される出展情報は、ハコミドリのインスタグラムからぜひチェックしてみてくださいね。