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“京都に住む友達の部屋”がコンセプト。姉妹のセンスが散りばめられたホステル「HOSTEL NINIROOM」
「暮らすように、旅しよう!」
こんにちは、箱庭キュレーターのKumiです。私が大好きなエリア、京都・岡崎。岡崎エリアは、ロームシアター京都や平安神宮、箱庭でも紹介させて頂いたまちの本屋さん「誠光社」があるなど、大人で文化的なエリアです。
そんな、大好きなエリアに”京都に住む友達の部屋”をコンセプトとしたホステル「HOSTEL NINIROOM」が昨年の12月20日オープンしました。箱庭読者の方にぴったりのHOSTEL NINIROOMの魅力をご紹介します。
猫足がたまらない!かわいいバスタブまで完備
HOSTEL NINIROOM は、築40年3階建ての倉庫兼事務所ビルを用途転用し、全17室にリノベーションしたホステル。東京の企業に勤めていた姉妹がそれぞれ会社を辞めて、京都に移住し起業したホステルなんです。姉妹でホステルって素敵ですよね。
今回お話を聞かせてくださったのはPRを担当している妹の萌根さん。
「友達の家に泊まるように旅したいじゃないですか。ゆっくり寛いで欲しいという思いでバスタブも完備しました。無機質にならないように、タイルやグリーンもコーディネートしました。」乙女心をくすぐる猫足もたまらないですよね。姉妹だからこそ、実現したバスタブです。「これいいよね!と思うものが本当に一緒で」という言葉も印象的でした。
乾く前に葉っぱをみんなで置いて、葉っぱ模様に。ぜひ訪れた時に探してみてください。
訪れる度にインテリアやテキスタイルが違う楽しみを
「何度訪れても違ったスタイルの部屋に泊まって欲しいという思いから、友達の部屋らしく部屋毎にインテリアやテキスタイルのデザインを変えました。」とおっしゃるのは、デザイナーである姉の愛乃さん。HOSTEL NINIROOMには8タイプのお部屋があり、泊まる人数や好みのテイストで、定員やデザインが異なる好きなお部屋をチョイスすることが出来るようになっています。今日は、それぞれ特色があるお部屋の中を、少しだけご紹介したいと思います。
こちらは、4人で泊まることが出来るファミリールーム。二段ベッドのハシゴはのぼりやすいように角度や設置の位置を工夫して造作したものだそう。細かいところまで配慮されているのが嬉しいですよね。
こちらのバンクツインルームには、ベッドとしても利用できるソファが置かれています。私はホステルに泊まるたびにソファがあるといいなと思っていたので、すごくテンションが上がりました。本当に友達の家に来たかのように、寛げます!
カーテンと壁の色が印象的なダブルルーム。北欧への留学経験もある姉の愛乃さんは、内装設計やインテリアコーディネートのセンスも抜群。可愛すぎない大人な空間づくりが心地良いです。
ドミトリータイプは、アーチ型の入り口が可愛い!カーテンの色も違うので、自分がどのベッドか分かりやすいですね。男女混合と女性専用から選べるのもうれしいポイントです。
また、小さいお子さんがいる方は、壁から壁までがベッドになったツインルームがおすすめ。いろいろあるのは楽しいし、自分の旅に合ったものを選べるのは嬉しいですね。
共有スペースのデザインも見逃せない!
客室も素敵ですが、共有スペースもこだわりがたくさん詰め込まれています。カウンター横にあるレトロな昇降機は、もともとあった印刷会社の名残。現在も使用できるそう。
淡い色合いでまとめられた女性専用の洗面スペースも素敵です。
洗面スペースの入り口のサインもオリジナルデザイン。廊下に丸い鏡を設置しているのも女性ならでは。ここへ泊まるときは、いろんなデザインを探してみると楽しいかもしれません!
ロゴマークの色合いを建物にも反映
「NINI」というネーミングは、姉妹の名前 Nishihama Aino& Nishihama Mone に由来しているそう。そして、2人の部屋という意味の「NINIROOM」をホステルの屋号にしました。
ホテルのロゴマークに使われているのは、ピンク、パープル、淡いグリーンのパステルカラー3色。その色は、ホステルの壁の色にも反映されていています。
例えば、3階の階段にはパープルの壁が。こちらの階数のサインはリノベーション前から使用していたものだそう。レトロだけど今を感じるデザインが、かわいいですよね!
ご近所さんも招いて人をつなぐ場所へ
HOSTEL NINIROOMには、広々とした屋上まであります。コンクリートだった屋上を芝生で緑化し、周囲にはハーブやブルーベリーの木を植えました。ゆくゆくはご近所さんを招いた収穫祭や様々なワークショップも企画していきたいそう。
早速年明けには、一棟貸切の誕生日パーティー宿泊イベントも実現。私もちょっとその様子を覗かせて頂きました。
その内容は盛りだくさん!持ち寄りのお鍋やお酒、お餅つき、三味線の演奏などでわいわい楽しめる1階カフェラウンジに、いろんなタイプのお部屋を生かしてカラーセラピーや占い、マッサージ講座など1日限りのお店が出店される2階の客室フロアなど、とっても楽しい空間でした。西濱姉妹の温かい人柄がいろんな人を繋ぐ場所になっていましたよ。
お二人は、「今後は、他のお店とも繋がって、このエリア全体が盛り上がればと思ってます。また地域の人たちも気軽に来て頂けるよう、ゆくゆくはラウンジを解放してカフェ利用できるようにしたいなと。」とおっしゃいます。
今は住宅街になっていますが、以前HOSTEL NINIROOM があるエリアは旅館が多くあったそうです。
京都の路地裏には、こんなお店あったんだという発見があります。
HOSTEL NINIROOM の近くには、まちの書店やうつわ屋さん、カフェとふらっとゆっくりくつろげるお店も。有名な観光名所に行くというよりは、友達の家に遊びに来た感覚で泊まりに来て欲しいですね。
みなさんも暮らすように、旅しませんか?
HOSTEL NINIROOM ホステル ニニルーム
京都府京都市左京区東丸太町30-3
TEL:075-761-2556
アクセス:
京阪電鉄「神宮丸太町駅」4番・5番出口より徒歩4分
市営バス「丸太町京阪前」バス停より徒歩1分
市営バス「河原町丸太町」バス停より徒歩7分
京都駅よりタクシーで15分
HP:https://niniroom.jp
Facebook:https://www.facebook.com/niniroom/
Check in 16-22時 Check out 7-10時
予約方法:WEBサイトにて