1216watanabe_00

インパクト抜群!木枡入りの苔玉

こんにちは。新潟在住ライターの渡辺まりこです。
寒々しいこの季節、外に出かけるのが億劫になっていませんか?私は室内で過ごすことが多くなってきているため「部屋に彩りを添えてくれるグリーンがあれば、ほっとできるのになぁ」と度々思うのですが、ハードルが高そうでなかなか手を付けられません。

そんな時に発見したのが木枡に入ったミニ盆栽、その名も「MASU MOSS(マスモス)」。見た目のインパクトが絶大でありつつ、お手入れのしやすさも人気の秘密のようです。新潟発の木枡入り苔玉「MASU MOSS」の魅力をご紹介します。

「MASU MOSS」とは?

masumoss
「MASU(枡)」+「MOSS(苔)」=「MASU MOSS」という商品名の通り、木枡に入った苔玉であるMASU MOSS。植物の根を土で丸く包んで苔を覆わせた「苔玉」のフォルムが可愛らしく、日本のわびさびを感じさせる清廉とした雰囲気も兼ね備えたミニ盆栽です。

環境にやさしい栽培法で育てられる苔たち

koke

MASU MOSSを栽培するのは、新潟県新潟市秋葉区にある園芸会社「Green’s Green(グリーンズグリーン)」。 日本有数の園芸農業地域であるこのエリアでは、木瓜、梅類、アザレアなどの鉢物が数多く生産されています。

日本には約1600種類の苔が存在していますが、その色や形状などは一つ一つが異なり、どれもが愛らしくて個性的。Green’s Greenでは選びぬかれた9種類の苔を栽培し、MASU MOSSには丈夫なシノブゴケを使用しています。

forest
最近は「BONSAI」ブームと共に苔人気も高まってきていますが、それと同時に乱獲である「山採り」が深刻な問題になっています。MASU MOSSは独自技術で栽培された苔を使用。しかも、森林整備の一環でうまれる間伐材を使用した木質燃料「木質ペレット」で加温、栽培されているため、環境にもやさしいのです。

個性豊かなMASU MOSSシリーズ

MASU MOSSは組み合わせる植物によって、それぞれ表情が異なるのも魅力の一つ。数ある商品の中から一部をご紹介します。

杜松 (トショウ)2合升

tosyo
杜松の別名はネズミサシ。かつてはネズミ避けに使われていたほど、針の様に鋭く細い葉が特徴です。どことなくハリネズミにも似ている気がします。

真柏 2合升

sinhaku
幹や枝が白骨化して古木のようになるのが特徴。神秘的なその姿は、植物のもつ不思議なパワーと生命力を感じられます。

寒椿 2合升

kantsubaki
常緑のつややかな葉が美しい寒椿。冬から春にかけて開花する花は、控えめな日本女性を連想させるような美しさがあり、海外でも人気があります。

皐月 2合升

satsuki
小さな幅広い葉をもつ皐月。6~7月になると朱赤色の可憐な花をつけます。

植物の種類によって栽培方法は異なります。基本的には「水の管理を適切に」「水やりのタイミング」「日光に当てる」の3点が大切ですが、お手入れは神経質になりすぎなくてもOK。きちんと育てられるか不安な方には、レンタルプランもおすすめです。

自在にカットできる「砂苔シート」にも注目!

sunagoke
ミニ盆栽だけでなく、なんと苔のシートまであるんです!特殊な不織布を培土代わりにして栽培した砂苔は、ハサミで好きな大きさにカット可能。そのまま庭に敷き詰めたり、壁面に貼ってアート作品にしたりと、様々な使い方ができそうです。

masumoss
日本人の感性にフィットする苔は、きっと日常の喧騒を忘れさせてくれるはず。気軽に始められる「苔ライフ」をぜひ楽しんでみてくださいね。