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冬だからこそ!雪国の発酵と景色を体感しよう。『ユキノチカラツアー2018』参加者募集中
発酵好き、写真好きにはたまらない2日間!
こんにちは、箱庭編集部の森です。
寒い日が続きますが、みなさん、冬を楽しんでいますか?
冬にしか体感できない食や景色があるので、もっと思う存分楽しみたいところ。そこで今回は、冬を満喫できる、雪国・岩手県西和賀町の発酵と景色体感の旅「ユキノチカラツアー2018」をご紹介します。
岩手県西和賀町…聞き覚えありますか!?
そうです!昨年私たちも取材で参加した「ユキノチカラツアー」が、今年も2月24日(土)と25日(日)の一泊二日の旅で開催することに決まりました。(昨年のレポートはこちらから)
昨年は、雪国の絶景と文化を詰め込んだ盛りだくさんのツアーでしたが、今年は発酵のしくみを学びながら味わうメニューも追加され、絶景+発酵という充実ツアーです!昨年、本当に楽しかったので、気になる方はぜひ参加ご検討を!それではツアーの内容を昨年の様子とともにお伝えしていきます。
マイナスに考えがちな雪を魅力に変えて発信する、岩手県西和賀町
まずは、あらためて、もう一度西和賀町をご紹介しましょう。
岩手県西和賀町は、岩手と秋田の県境に位置する町です。
岩手県内でも一番の豪雪地帯として知られており、年間降雪量は10mを超え、一年間の3分の1が雪に覆われます。
普通なら「大変そう…。」って思うかもしれませんね。でも、この町の人々は、とにかく明るくて、マイナスに考えがちな雪を資源・財産として捉え、プラスに変えています。実際に足を運んで感じたのは、雪深い地域には、雪が多くても生活していくための先人たちの知恵や文化が根付いていて、他の地域に住む私たちにとっては新鮮であり、そういった文化を知ることはとても有意義であるということ。それだけでも大変貴重なツアーだと思います。
そんな西和賀町は地域の魅力を発信するという事にも長けていて、「ユキノチカラ」というプロジェクトでは、西和賀に伝わる美味しい食をデザインと掛け合わせることでより魅力的に発信しています。
2015年9月のプロジェクト発足以来、西和賀町の食品メーカーと、盛岡に拠点を置き活躍するデザイナーたちが協働開発した商品を発売したり、このようなツアーを開催して魅力を発信したりしています。
地方の中でもなかなかアツい町だと私たちも感じていて、常にチェックしている町です。実際に、西和賀の人々はとてつもなくアツいんですけどね(笑)
雪国の暮らしの中で生まれた“発酵”をワークショップで体験
さて、今回のツアーはどんなツアーになるんでしょうか。
雪国をたっぷりと楽しめるとあって、目玉だらけなのですが、そのひとつが“発酵”です。
発酵デザイナーである小倉ヒラクさんをゲストにお呼びし、発酵のしくみを学びながら、西和賀の冬の風土が生んだ「雪納豆」づくりのワークショップも体験します。「雪納豆」は、伝統の技を受継いだ方も少なく、今では販売もされていない貴重なもので、“まぼろしの雪納豆”とも言われているのだとか。
ワークショップでは、入れ物を藁で作り、雪に埋めるところまで体験。雪の重みを使って、おいしい納豆に仕上がるんだそうです。完成した納豆は、後日送ってもらえます。旅を終えてからも楽しみがあるっていいですよね!
もちろん発酵食もいただきましょう!ツアー2日目には、納豆汁を始めとする西和賀の発酵食材を使った郷土料理を一緒につくって味わったり、お母さんたちが漬けた「大根の一本漬け」の食べ比べ時間もありますよ。
西和賀の大根の一本漬けは、私がこれまで食べた一本漬けの中で一番美味しいと思えるものだったので、ぜひ食べてもらいたいです。(これ大袈裟じゃないんです!)みなさんも、忘れられない味になると思います。
昼も夜も美しい雪景色!
もうひとつの目玉は、雪景色。しかも昼と夜、まったく違う二つの雪景色を楽しめる、写真好きにはたまらないツアーです。
1日目の夜は、年に一度の幻想的なイベント「雪あかり」を鑑賞しましょう。
毎年2月に開催される「雪あかり」は、岩手県内外から観光客が集まる一大イベントです。小さな雪かまくらを町中につくり、町民がひとつひとつ灯りをともしていく、町全体が一丸となって開催するあたたかなイベント。幻想的で美しい世界が町中に広がります。
2日目の午前中には、地元のベテランガイドさん案内のもと、雪上散歩を行います。こんな雪がたくさんのところを歩けない!という方も心配ご無用。“かんじき”を用意してくれています。私も昨年のツアーで、“かんじき”デビューしました。
サク!サク!と雪の上を歩くことが出来るのが、楽しい!誰もまだ歩いていない雪の上に足跡をつける体験が、たくさんできますよ。
雪の中には既に春に備えて芽を出している植物なんかもあって、生命の力を感じたりして、自然と力をもらえました。
雪の降る中、フラッシュを使って写真を撮ると、こんな風に雪が水玉模様のように写すことが出来ます。写真撮影が楽しいので、たくさん撮ってくださいね。
東北の砂風呂「砂ゆっこ」ですっきりデトックス体験
旅の終わりは、砂風呂でデトックス体験。まさかこんな写真が残っているとは!?という感じですが、昨年私たちが体験していた写真がでてきました…汗。(中央下がシオリ、右下が私です。肌ツヤがいつもより良さそうに見えます。)
山から採れるサラサラのケイ砂と温泉の地熱を使った砂湯です。全身から汗がふきだして、日頃の疲れやストレス、すべて吹っ飛びました。
雪国の美味しいおみやげも忘れないで!
はじめにお伝えしたとおり、西和賀町では地元の食品メーカーとデザイナーが共同開発した商品があるので、おみやげも充実!ドレッシングやピクルス、お米、お菓子まで、豊富なラインナップです。
どれも美味しいですが、西わらび水煮は忘れずに購入してほしい一品です。生姜と鰹節を添えて、めんつゆをかけただけで、とても美味しいので、ぜひお試しください。
いかがでしたか?こんなに雪国を堪能できる充実の旅は、他にないのではないでしょうか。
気になった方は、下の詳細をご確認の上、ぜひ参加してみてくださいね。冬の素敵な思い出になると思います。
ユキノチカラツアー2018
《募集要項》
【日程】2018年2月24日(土)~1泊2日
【旅行代金】盛岡発着 19,000円(男女別3~4名1室相部屋利用)
*盛岡発着交通費、体験料、食事(朝昼夕各1)、入浴料、添乗員同行経費含む
【出発地】盛岡駅西口バスプール
【募集人員】 20名様(最少催行人員10名様)
【食事】朝1 昼1 夕1
【宿泊】湯川温泉 大盛館栖峰(たいせいかんせいほう)又は
世寿美屋(よすみや)(夕食朝食は 栖峰にて)
*宿泊は和室3~4名様相部屋利用、2名様一室利用をご希望の場合、追加料おひとり6000円にて承ります
【添乗員】 盛岡より同行します
【利用バス会社】リアス観光
*お申込み人数により一部の行程順を調整することがあります
*当日の天候や交通事情等により、一部行程が変更となることがあります
【雪国セットレンタル】3000円(スノーブーツ、防水手袋)
【企画協力】西和賀町、公益財団法人日本デザイン振興会
【旅行企画実施】リアス観光株式会社
岩手県知事登録旅行業2-98号
総合旅行業務取扱管理者 大久保誠
岩手県岩手郡雫石町高前田52-2
019-692-5869
【受託販売】トラベル・リンク
(一社)全国旅行業協会正会員
岩手県知事登録旅行業第3-227号
岩手県盛岡市開運橋通2-23メイプル中央ビル開運橋3F
019−658−8644
《行程》
◎1日目
12:45 盛岡駅西口集合
*参考 東京駅10:20発—仙台駅11:54発〈はやぶさ13号〉盛岡12:33着
〈貸切バス〉
===(御所湖)==雫石===
山伏トンネルを抜け「雪国」西和賀へ
【茅葺古民家 川舟の家】(車窓より)
【和賀川の隠れた名スポット 弁天島】
自然が作り出した景観の美
【幻の雪納豆づくりワークショップ】
西和賀の冬の風土が生んだ雪納豆をつくります。
納豆を包む“わらづと”も作り、納豆を入れた後は雪に埋めるところまでを体験します。
(納豆は後日、発送いたします)
講師は、西和賀の素材を生かし様々な加工品を販売している「味工房かたくり」の中村キミイさん。
夕方
旅館チェックイン
夜
【雪あかりづくり体験&ご夕食】
西和賀発祥とも言われる雪あかりづくりを体験
西和賀の素材を使った夕食と懇親タイム
地元自慢の「ユキノチカラどぶろく」のお振る舞いも
湯川温泉 大盛館栖峰 または 世寿美屋 泊
ごゆっくりおくつろぎください
温泉は加温・加水なしの源泉かけ流し
◎2日目
朝食
【ベテランガイドさんと一緒にかんじきさんぽ】
地元の自然を知り尽くすベテランガイド「かたくりの会」瀬川さんご夫婦と一緒に朝のおさんぽ&フォトタイム
自然が織りなす西和賀の美しい風景をカメラにおさめてみませんか
【地元のお母さんたちと郷土料理づくり&昼食タイム】
西和賀の発酵食材を使った郷土料理
ツアー参加者みんなで作りお昼に・・・
お母さんたちが漬けた大根の一本漬け食べ比べも
【砂ゆっこですっきりデトックス体験】
山からとれるサラサラのケイ砂と温泉の地熱を使った砂湯はずっしり温かく、全身から汗がじんわり
旅の疲れを癒して帰りましょう
【湯田牛乳の飲み比べ&お買い物タイム】
雪解け水で育った牧草を食べて育つ牛のミルクを飲み比べ
もっちり濃厚に発酵させたプレミアムヨーグルトもおススメです
15:00 西和賀発
===北上自動車道==東北自動車道==
16:45頃 盛岡駅西口到着
*ご希望により北上駅での下車も可能です
※定員に達した場合は、締切となります。
※トラベル・リンクのサイト(http://travel-link.jp/archives/9999)へ遷移します。
【お問い合わせ先】トラベル・リンク株式会社 TEL:019-658-8644(平日10:00~17:30)