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アパレルショップに泊まるという体験を。渋谷から新しい文化を発信する施設「hotel koe tokyo」がオープン

宿泊、ファッション、音楽、飲食など、様々な体験が出来る“HOTEL in Shop”
こんにちは、シオリです。
今、目まぐるしく変化している街・渋谷で、新しく誕生した注目のスポットをご紹介したいと思います。宇田川町のPARCO part2跡地に、2月9日(金)にオープンして話題となっている「hotel koe tokyo」です。
hotel koe tokyoは、ライフスタイルブランド「koe」が手掛けるホテル併設型グローバルフラッグシップストア。ステイ、ファッション、ミュージック&フードのキーワードを軸に、世界へブランドを発信するグローバル旗艦店です。
アパレルショップにホテルが併設しているということだけでも驚きですが、国内外で活躍するクリエーターとチームを組むことにより、空間からプロダクト、グラフィックの細部に至るまで「日本」と「世界」を意識して作られているということにも注目が集まっています。
今日は、そんな気になる施設の様子を取材してきましたので、早速レポートしていきたいと思います!
1F:食・イベント・宿泊と様々な目的の人が交わる場
エントランスを入ると広がっているのは、大きな階段が印象的な広々としたフロアでした。1Fには、食事が楽しめるブレッド&ダイニング「koe lobby」、音楽イベントやPOP UP SHOPなどを定期的に開催するイベントスペース「koe space」や、ホテルのレセプションが設置されており、様々な人が行きかう空間になっています。
koe lobbyは、代官山で人気のフレンチレストラン「Ata(アタ)」の掛川哲司シェフがプロデュースするカフェダイニング。パン屋、カフェ、洋食屋、居酒屋、ラーメン屋という日本の食文化をミックスし、これまでにない東京フードを意識したメニューがラインナップしています。
テイクアウトで購入することも可能なパンは、食べやすい丸型のワンハンドサイズのフレンチトーストをはじめ、焼きそばパンやクリームパンなど日本独自の惣菜パンや菓子パンが約20種類、時間変わりで並びます。
ランチタイムでおすすめなのは、自家製のバンズとビーフ100%パティを使用したテリヤキエッグバーガーのランチ。ジューシーなパティが絶品でした!
その他、パンとスープとサラダなどがセットになったベーカリーランチや、ラーメンと点心がセットのラーメンランチも。面白いラインナップなので、どれにする?なんて会話も弾みそうです。
また、コーヒー等のドリンクはテイクアウトも出来るので、代々木公園への散策へ出かけても良いかもしれませんね。
賑やかなイメージの渋谷ですが、店内には落ち着いた緩やかな時間が流れていました。カフェとしての利用も出来るので、ホテル宿泊者でなくてもOKなのは嬉しいですね。営業時間はモーニングからディナーまでの7:30~23:00で、時間帯によってメニューのラインナップも変わるので、いろんなシーンで食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
koe spaceでは、施設オープンに合わせてTHOM BROWNEとのコラボコレクションの発売がスタート。ここでは定期的に様々な音楽イベントやPOP UP SHOPなどが開催されるそう。楽しみですね!
2F:人気アーティストとのコラボ商品も並ぶショップフロア
1Fにあった大きな階段から吹き抜けになっている2Fにあるのは、「koe渋谷店」です。koeのアパレルはもちろん、こちらの店舗限定の雑貨も置かれているんです!
注目したいのは、ここでしか買えない人気アーティストとのコラボ商品。長場雄氏のイラストが入ったTシャツは、スケボーを持った女の子のイラストがかわいい!なんとも渋谷らしいイラストですよね。
その他、大図まこと氏やノンチェリー氏とのコラボ商品も。旅の記念になるスーベニアや、人とかぶらないアイテムを探している方におすすめですよ。
こんなかわいい商品も見つけました!こちらは、タンデコロリがkoe hotel tokyoのために作った限定デザインのアイシングクッキーです。ラーメンモチーフには、ぐっときました。
渋谷のおみやげ探しは意外と難しいですが、ここなら他にはない魅力的なおみやげが見つかりそうです!
そして、このお店の面白いところは、21~23時の時間帯でセルフショッピング型の無人店舗になること!店員さんがいないので、このようにバーコードを読み込んで、クレジットカードを通して自分でお会計するんです。このスマートレジは日中も使えるので、サッとお買い物したいという方にもおすすめです。
23時までアパレルや素敵な雑貨のショッピングを楽しめるお店は、なかなか無いのでは?渋谷の街を満喫した後に気軽にショッピングが出来る、貴重な場所になりそうです。
3F:茶室がコンセプトのシンプルで上質なホテルフロア
いよいよ、ホテルのある3Fへ。エレベーターの扉が開くと、いっきにシックな雰囲気が広がっていました。
壁に書かれていたこちらのサイン。S・M・L・XLとなっていますが、何かわかりますか?そう、お部屋の種類なんです!まるで洋服のようですよね。部屋数は、Sが7部屋に、M~XLまでが1部屋ずつの合計10部屋。
廊下を進んでいくとお部屋の入り口に、人の動きに合わせて映像が変わるデジタルアートが!まるでアートギャラリーのような空間です。こちらはMタイプのお部屋ですね。早速入ってみましょう。
一瞬「ほんとにホテル?!」と思ってしまうほど、シンプルで上質なデザインが広がっていました。あえて華美な装飾や加工は施さず、使用する建材もミニマムに抑えているのだとか。
グレーを基調にしたインテリアに合わせた、シンプルなデザインのアメニティ類も素敵です。トーンを押さえた照明も、落ち着いた雰囲気を醸しだしています。
まさに、新たな価値を発信する魅力的なお部屋です。こちらのMタイプは、定員2名で1泊8万5千円~※。
※各客室料金は、時期やご予約のタイミングによって変動します。予約サイトをご確認下さい。
次は、一番広いXLのお部屋をご紹介しましょう。XLだけあって、ゆとりのある広々とした空間です。一見洋風のお部屋ですが、奥に見えるのは茶室のような小上がり!和の要素を交えた、新しいデザインになっているんです。
大きい窓からは、こんな風に渋谷の街が見下ろせます。この部屋にいると、なんだか別世界を覗いているような感覚に…。
こちらのお部屋は1泊25万~。定員4名なので、ちょっと贅沢な気分の旅行にいかがでしょうか?!
その他、壁沿いにある長い「小上がり」が縁側のようになっているLタイプ(定員2名・1泊11万円~)や、
一番コンパクトなSタイプ(定員1~2名・1泊3万6千円~)のお部屋も。Sタイプのサイズ感だと、おしゃれな友人のお部屋に泊まっている気分になれそうです。
こちらのホテルでは、全てのお部屋にテレビは置かれていません。その代わりに置いてあるのは、1台のスマートフォン。街へ持ち出してもOKなので、海外からのお客様も通信料を心配することなく使用することが出来ます。“今らしさ”のあるおもてなしですよね。
そして、大人な雰囲気のラウンジではhotel koe限定の「The Tea Company」とのコラボドリンクも楽しめるそう。
日常と非日常の融合と新しい文化を生み出す新しい施設、hotel koe tokyo。。みなさんも、その新しい風を感じに、足を運んでみてはいかがでしょうか?
hotel koe tokyo
住所:東京都渋谷区宇田川町3-7
http://hotelkoe.com/
営業時間:
1F ブレッド&ダイニング「koe lobby」 7:30~23:00
2F アパレル・雑貨ショップ「koe 渋谷店」10:00~23:00
3F ラウンジ 7:30~25:00 ※宿泊者利用