映画『今夜、ロマンス劇場で』

『テルマエ・ロマエ』『のだめカンタービレ』シリーズを手がけた武内英樹監督の最新作

こんにちは、シオリです。
今日ご紹介するのは、今週末の2月10日(土)に全国公開する映画『今夜、ロマンス劇場で』です。

映画『今夜、ロマンス劇場で』


この映画は、今回初共演となる綾瀬はるかさんと坂口健太郎さんが紡ぐ、完全オリジナルラブストーリー。『テルマエ・ロマエ』や『のだめカンタービレ』シリーズを手がける武内英樹監督の最新作です。

“ラブストーリー”と聞くとなんだかくすぐったくて苦手…という方もいるかもしれませんね。実は私もそんな風に思っていた一人なのですが、大好きで何度も見返している『テルマエ・ロマエ』の武内監督の作品だから、きっとたくさん笑えて楽しい映画になっているはず!と、試写へ向かったのです。

その結果は?良い意味で裏切られることに…!
今日は、その魅力的なストーリーを少しだけご紹介したいと思います。

映画『今夜、ロマンス劇場で』
坂口健太郎さん演じる健司は、映画監督を夢見る青年。劇場の営業時間外に、貸切で昔の映画を観るのがお気に入りの時間。昔のモノクロ映画に登場する綾瀬はるかさん演じる美雪というお姫様に、健司は憧れを抱きます。

美雪に会いたくて繰り返し映画を観ていた健司ですが、ある時、モノクロのスクリーンの中にいるはずの美雪が、カラフルな現実の世界に飛び出してきたのです!

映画『今夜、ロマンス劇場で』
その姿のままではまずいと健司が勧めたメイクとファッションを身にまとい、色のある現実世界に心を躍らせる美雪。一方、スクリーンの中で見ていたキャラクター通りの性格の美雪に手を焼く健司。でも、様々な出来事を経て、二人は惹かれ合っていきます。

映画『今夜、ロマンス劇場で』
出会うはずのなかった二人が、現実世界を楽しみながら次第に惹かれあう中で、美雪が打ち明けた“ある秘密”――それは“人のぬくもりに触れてしまうと消えてしまう”ということでした。

“逢いたい”という気持ちが奇跡を起こし、心を通わせる美雪と健司に立ちはだかる“好きだけど触れられない”という障害…はたして二人の恋は結ばれるのでしょうか?!

冒頭でお話した通り、映画を観る前は抜群のコメディで笑わせてくれるに違いないと思っていた私。もちろん期待通り、思わず笑ってしまうシーンが満載でスタートしたのですが、話が進むにつれて、押し寄せてくる感動に途中から溢れる涙を押さえられないほどになってしまいました。最後に訪れた結末を観たあとは、自分が大切に思う人をこれからもっと大切にしたくなる、そんな気持ちになりました。

そして、もう一つ私がこの映画から感じたこと。それは、映画への愛情です。映画が大好きでたまらない健司と、映画の気持ちを語る美雪が描かれたこの作品は、監督の映画愛がたっぷり詰め込まれたように感じました。映画の素晴らしさを伝える、そんな作品である『今夜、ロマンス劇場で』。ぜひ、劇場に足を運んで楽しんで頂きたいなと思います。

    2月10日(土)、全国ロードショー!!
    映画『今夜、ロマンス劇場で』

    監督:武内英樹
    脚本:宇山佳佑
    音楽:住友紀人
    主題歌:シェネル「奇跡」(ユニバーサル ミュージック)
    キャスト:綾瀬はるか 坂口健太郎
    本田翼 北村一輝 中尾明慶 石橋杏奈 西岡德馬 柄本明 加藤剛
    制作プロダクション:フィルムメイカーズ
    配給:ワーナー・ブラザース映画
    ©2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会
    公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/romance-gekijo/index.html

    <あらすじ>
    モノクロ映画のヒロインと、現実世界に生きる青年。出逢うはずのない二人が出逢ったら―。それはロマンティックで切ない恋のはじまり。
    映画監督を夢見る青年・健司はスクリーンの中の美雪に恋をして、何度もくり返しその映画を観ていた。そんなある日、美雪が健司の目の前に現れる。
    モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。2人は次第に惹かれ合っていく。
    けれど、美雪には秘密があった。それは彼女が人のぬくもりに触れたら消えてしまうこと。