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名古屋の80年続く老舗喫茶『西アサヒ』を再生!喫茶、食堂、民宿の『なごのや』
こんにちは!箱庭編集部の祥子です。
旅好きな箱庭編集部では、これまでにもさまざまなゲストハウスを紹介してきましたが、近頃ますます、ユニークで魅力的なゲストハウスが増えてきていますよね。
今回は、名古屋で80年の歴史を持つ老舗喫茶店を再生し、喫茶、食堂、民宿として営業する「なごのや」をご紹介します。
80年の歴史を受け継ぐカフェレストラン&ゲストハウス
なごのやがあるのは、名古屋で最も古い商店街として知られる円頓寺商店街。地下鉄桜通線「国際センター」駅から少し歩くと見えてくるこの商店街には、ところどころに昔の下町の雰囲気が残っています。
なごのやはもともと、この商店街で昭和7年のオープン以来80年以上営業を続けてきた老舗の喫茶店でした。前オーナーの体調不良で惜しまれながらも休業となってしまったところを、縁あって現在のオーナー田尾さんにより、2015年4月にカフェレストラン&ゲストハウスとして生まれ変わったんです。
懐かしのメニューも楽しめる!1階カフェレストラン
生まれ変わったなごのやは、1階がカフェレストランで、2階がゲストハウス。1階のカフェレストランはゲストハウスの宿泊者以外でも利用が可能です。
1階には地域の方がやってきて、2階には世界中から人が訪れる。そこからゆるやかに人と文化を繋ぐ場を目指しているとのこと。
1階のカフェレストランは、ちょっぴりレトロで懐かしい雰囲気の空間です。地域の方たちに愛され続けてきた姿にちょっとだけ手を加えて、ほどよいバランスで新旧が織り混ざった空間づくりがされています。
カフェレストランでは、喫茶店「西アサヒ」時代の名物メニューも楽しむことができるんです。こちらは、喫茶店時代に店内に飾られていたというサンドイッチの看板。
以前の味を覚えている商店街の方や元スタッフに意見をもらって試行錯誤しながら、喫茶店時代の卵サンドの味をオリジナルで再現したのだとか。名物卵サンドは、卵ときゅうりが分かれて挟まれているユニークな見た目。頬張ってみて初めて、ふわふわの卵とシャキシャキとしたきゅうりが混じり合って、なんとも絶妙な食感です。750円(税込)
卵サンドの他、ボリュームたっぷりの定食もおすすめです。最近特に人気なのは、「となりのまるこのミンチカツとからあげ定食」だそう。その名のとおり、隣のお肉やさん「丸小」のミンチカツが入った定食です。肉汁たっぷりでとってもおいしかった〜!800円(税込)
日本家屋の雰囲気を活かした2階ゲストハウス
喫茶店の奥の階段を上がった2階は、ゲストハウスになっています。
ひとりで気ままに泊まるのにおすすめの箱型のドミトリーベッドは、2部屋合わせて10台。ドミトリーベッド以外にも複数名で宿泊できる和室も1室用意されています。
左から、桜井さん、オーナーの田尾さん、鈴木さん。三人とも、いつカメラを向けても満点の笑顔!
ゲストハウスは、ただ宿泊するだけではなくて思いがけない出会いや他のゲストとの交流も楽しめるのが魅力です。そして旅行で訪れたら、その地域の人がどんな風に過ごしているのか、どんなものを楽しんでいるのか、リアルな部分も知りたいなあと思いますよね。
カフェレストランとして地元で愛されるなごのやは、地域の方たちと自然に同じ空間を共有できるのが魅力です。
円頓寺商店街を活性化させるためにも、この商店街でこれからもさまざまなことにチャレンジしていきたいと語るオーナーの田尾さん。近々、円頓寺商店街内にゲストハウスとボルダリングジムの複合施設もオープン予定だそう!
名古屋へ行く際にはなごのやにも足を運んで、地域の方々との時間をぜひ楽しんでみてくださいね。
喫茶、食堂、民宿。なごのや
場所:愛知県名古屋市西区那古野1-6-13
電話番号:052-551-6800(TEL専用)
FAX:052-551-6801(FAX)
公式Webサイト:http://www.nishiasahi.nagoya/
Twitter:https://twitter.com/nishiasahi
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