やいづ善八 やきつべのだしこんにちは、箱庭編集部の祥子です。

ちょっぴりゆとりを持てる週末に、からだとこころを楽しみながら自然に整えることを目指して始まった「週末からだ時間」。

先月から旅する八百屋「青果ミコト屋」さんの旬野菜レシピの連載がスタートしましたが、おいしい野菜を手にしたら、その魅力を引き立てる出汁も気になってきますよね。

そこで今回は、明治初年創業以来こだわりの出汁を作り続けてきた、出汁専門店マルハチ村松の新ブランド「やいづ善八」の「やきつべのだし」をご紹介します!

鰹への想いあふれる 出汁専門店の老舗

出汁専門店「マルハチ村松」は1868年、静岡県焼津市に誕生しました。富士山に大井川、そして日本で最も深い湾と言われる駿河湾といった自然環境に囲まれたこの地では、昔から鰹がよく食べられていたそう。沖合には黒潮が流れ、日々多くの漁船が港に集まってきています。

焼津で親しまれ続けてきた鰹を、頭の先から尾ひれの先まで大切に使い切って、無駄にしない。そんな想いを胸に商品づくりを続けています。

独自製法で鰹のうま味がたっぷり!

やいづ善八 やきつべのだしやきつべのだしは、富士山が背景になった老舗感溢れるロゴデザインと、やさしいカラーリングが印象的なパッケージ。

やいづ善八 やきつべのだし展開は、燻した香りと力強いうま味の「鰹 荒節」(ピンク)と、やわらかな香りや上品なうま味の「鰹 枯節」(イエロー)という特徴の異なる2種類。

調理する素材それぞれの味を引き立てるために作り分けたという部分に、老舗出汁専門店のこだわりが感じられますね!どちらも、箱入り個包装の10、20個、個包装なし30個入りの3種類から、シーンに合わせて選ぶことができます。

やいづ善八 やきつべのだし1個4gの少量パックタイプになっているので、ささっとすぐに煮出せるのもうれしいところですね。

やきつべのだしは、鰹の煮汁だけを煮詰めてうま味を凝縮した鰹エキスを、粗砕した鰹節に合わせる堅魚煎汁製法で仕上げることで、その深い味わいを引き出しています。この製法は、マルハチ村松独自のものなのだとか。さらに、化学調味料と食塩を無添加にすることで、鰹の自然な味わいを楽しめるようにしています。

そのまま飲みたい、おだし。

やいづ善八 やきつべのだしやきつべのだしは、一般的なだしパックのように調味料が加えられていないので、だしのうま味と香りだけをお茶のように楽しめます。まずは最初に、だしパックを鍋やレンジで煮出して、そのまま飲んでみてください!

実際に飲んでみると、ほっとするやさしい味わいで、想像していたほど魚臭さが無かったのも驚きでした。これなら、マグカップなどでするする気軽に飲めそうです。

鰹 荒節はスパイシーな食材、鰹 枯節にはハーブや柑橘など爽やかな香りの素材がよく合うのだとか。色々な組み合わせを試して、自分だけのお気に入りの味わいを見つけたいですね!

お料理としても、実はさまざまなアレンジが楽しめるんですよ。公式ホームページには、料理研究家の冷水希三子さんによる、やきつべのだしを使ったレシピがたくさん!鰹だしは和食のイメージが強かったのですが、そのラインナップは、多種多様でワクワクします。

やいづ善八 やきつべのだし例えばこちらは、鶏肉とパクチーのパエリア。たくさん魚介類を使用するイメージのあるパエリアですが、やきつべのだしを入れることによって、食材の味を簡単に整えることができます。フライパンひとつでできる手軽さがうれしいですね。

やいづ善八 やきつべのだしだしのうま味と適度な酸味との相性がいいのは、ピクルス。数日置いた食感がなじんだものは、刻んでマヨネーズと和えたりするのもおすすめだとか。和食洋食どちらでも、ちょっとした付け合わせとしてヘビーローテーションできそうですね。

豊富なラインナップで、ギフトにもおすすめ

やいづ善八 やきつべのだしやきつべのだしは、好みに合わせて選べるラインナップが豊富なところも魅力!こちらは、一番人気があるという焼津で愛される「カネシン」の佃煮とのセット
「かつおしいたけ」、「まぐろ丸ごとにんにく」、「かつお角煮」、「まぐろ角煮」という4種類の佃煮は、古くから伝わる手火山式で燻煙をかけ、じっくり香りづけされています。

だし茶漬けやポトフなどとして、やきつべのだしと佃煮を組み合わせて味わうこともできるので、魚介の魅力をたっぷりと味わえるセットですね。「やいづ善八」のブランドロゴが描かれた木箱もすてきです!

やいづ善八 やきつべのだしデザイン食器「9°」(クド)とコラボレーションしたセットもあります。やきつべのだしのパッケージカラーともリンクする、ペールトーンカラーがかわいい!このまま、この食器を使って、やきつべのだしを楽しむことができますね。デザインはもちろんですが、-20℃から220℃まで耐えられ、軽いという使い勝手の良さもポイント。

少しの工夫で、おいしい素材をさらにおいしく味わうことができたなら、からだもこころも喜んでくれるはず!今週は、やきつべのだしの深いうま味を楽しむ週末時間を過ごしてみませんか?