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バターづくりの過程で生まれた無脂肪乳をおいしく食べよう!那須の新銘菓「バターのいとこ」
こんにちは、箱庭編集部の森です。
箱庭メンバーが日本全国で見つけた47都道府県のすてきなおみやげを紹介していく「おみやげクリップ」。
今回は、2018年3月に誕生した栃木県・那須の新銘菓「バターのいとこ」をご紹介します。
クラフトの箱にかわいい牛のイラストが描かれたパッケージ。なんとなくバターのような箱のイメージですね。
箱を開けば、バターのいとこについて書かれた紙が商品の上に一枚。
裏には「GOOD LINKS,GOOD LIFE」と書かれているのですが、このお菓子、よろこびの連鎖が豊かな食卓へ繋がってほしいという想いでつくられた商品なんだそうです。
手がけたのは、箱庭の栃木・黒磯ショートトリップ記事でご紹介した、ゲストハウスのある複合施設「Chus」と、那須町にあるジャージー牛の牧場「森林ノ牧場」です。
那須には愛情込めておいしい牛乳を作り出している酪農家さんたちがいて、その地元で採れたおいしい牛乳から作った良質なバターで、世の食卓をより豊かなものにしたい。そんな想いが両者にはありました。
そのためには小規模でバターをつくらなくてはなりません。
ただそこにはひとつ問題が、バターは牛乳から5%しかできない貴重なもので、その課程ででる残りのほとんど(90%)が無脂肪乳となり、脱脂粉乳として安価に販売されているんだそうです…。
そこで、もしこの無脂肪乳が価値を持ち、安定した取引ができれば地域の酪農家さんは「クラフトバター」を安定してつくれるのでは?と考え生まれたお菓子がこの「バターのいとこ」です。
箱の中には、金の紙に包まれたお菓子が3つ。
バターが香り立つゴーフルと呼ばれるワッフル生地の中に、無脂肪乳で作ったミルク感たっぷりのジャムがとろっとはいっています。
ちなみに、「バターのいとこ」という名前は、牛乳から分離したバターと無脂肪乳の関係がいとこみたいだと思ったところから命名されたんだそうです。
こんな風に包み紙でくるんで持ちながら食べましょう。
「ふわっ・シャリッ・とろっ」の3つの食感が楽しめます!
このお菓子が販売されることで、無脂肪乳が流通され、牧場独自でクラフトバターが作りやすくなり酪農家が喜ぶ。お菓子をつくるために地域に雇用がうまれ、買ってくれる人はトレーサビリティのある商品を安心したお土産やお持たせとして渡すことができる、地域が元気になる「三方良し」の取り組みを目指しているんだそう。
牛も喜ぶ、そんなお菓子。
かわいくて、おいしいはもちろん、地域を応援するという意味でもおみやげっていいな~と思った商品でした。
バターのいとこ
価格:756円(税込)
販売店:Chus
〒325-0045 栃木県那須塩原市高砂町6-3
URL:http://butternoitoko.com/
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