スマホでプロのようになめらかな映像が撮れる「OSMO MOBILE 2」を使ってみました。

すべての場面が映画のようなビデオに生まれ変わるナイスな道具。

こんにちは。Keinaです。
ある日、弟がiPhone用ジンバルを手に入れ、動画を撮っていました。はじめは、自撮り棒かと思ったそれで撮った映像を見せてもらうと、全力で走りながら撮っても映像がブレていないではありませんか!?この道具ひとつで、身近なカメラがこんなに変わるんだ!と衝撃の出会いでした。ジンバルとは、動画撮影するときの手ブレを補正してくれる便利な撮影道具のことで、仕事で動画を撮りたいとき、映像作品をつくりたいとき、旅の記録をきれいに残したいときなど、いろいろ使えそうです。

わたしも欲しいな~と思っていたところ、友人の兎村彩野さんのツイートでこんなのを見つけました。

「おぉ!興味ある人発見!」と思い、さっそくコメントすると、もうすぐ届くから一緒に実験しようということになり、2日後の仕事帰りに渋谷で集合することになりました。

実験に使うのは、DJIのハンドヘルド・ジンバル「OSMO MOBILE 2」

実験に使うのは、DJIのハンドヘルド・ジンバル「OSMO MOBILE 2」
DJI iPhone用OSMO Mobile 2ジンバル」15,500円(税別)
DJI iPhone用OSMO Mobile 2ジンバルのハンドヘルドスタビライザーは、DJI GOアプリケーションと一緒に使うと、iPhoneがスマートなモーションカメラに変身します。撮影したすべての場面がプロのようになめらかな映像になり、すぐに共有できます。OSMO Mobile 2は、被写体を自動追尾したり、素晴らしいモーションタイムラプスを撮影したり、映像を世界中にライブストリーミングすることもできます。軽量化した設計、さらに知的になった機能、より長持ちするバッテリーで、自由度も高まっています。

「OSMO MOBILE 2」は三脚撮影にも対応

「OSMO MOBILE 2」は三脚撮影にも対応
タイムラプスや固定して撮影したいときには、三脚が使えるので便利です。

「OSMO MOBILE 2」の本体から、USB充電もできるので安心

「OSMO MOBILE 2」の本体から、USB充電もできるので安心
本体に最大15時間駆動する、頼れるバッテリーがあるので長時間撮影できますが、問題はiPhoneなどのカメラ側のバッテリーが心配…。実はOSMO MOBILE 2は本体から、USBで充電することができるんですよ。これはかなり嬉しい機能!わたしが使っているiPod touchでも充電できました。

撮影前に準備すること

【1】「DJI GO」アプリのダウンロード
(インターネットに接続できる環境でDJIアカウントにログインする必要があります)

DJI GO

DJI GO

【2】OSMO MOBILE 2をフル充電しておく
【3】スマホ充電用USBケーブル
【4】撮影後、すぐに編集したいときはiPadを持参
(iPadのほうが編集しやすいので持っている場合はおすすめ)

STEP1 「OSMO MOBILE 2」とスマホを使って動画撮影

STEP1 「OSMO MOBILE 2」とスマホを使って動画撮影
さっそく、夜の渋谷に集合し、撮影スタート。最初に「DJI GO」アプリを立ち上げ、Bluetooth接続して、撮影します。街など人通りの多い場所では、少し低めにかまえて歩行者の顔が写らないように工夫してみましょう。

写真を撮るように、短めにいろんな動画素材を撮影しておくと、あとで編集しやすくなります。
写真を撮るように、短めにいろんな動画素材を撮影しておくと、あとで編集しやすくなります。わたしたちは撮影終了後、そのまま居酒屋に移動し動画編集することに(笑)

STEP2 撮った動画は、AirDropを使ってiPhoneからiPadに転送

STEP2 撮った動画は、AirDropを使ってiPhoneからiPadに転送
動画転送は、AirDropが便利です。

AirDropをタップします。
AirDropをタップします。
※「設定」→「一般」→「AirDrop」からも設定可能です。

データを転送するときだけ「すべての人」に変更します。AirDropを受信できるよう設定してから、「DJI GO」アプリ内の撮影した動画をタップし、共有ボタンからAirDropを選択します。
データを転送するときだけ「すべての人」に変更します。AirDropを受信できるよう設定してから、「DJI GO」アプリ内の撮影した動画をタップし、共有ボタンからAirDropを選択します。AirDropの詳しい使いかたを知りたい場合は、iPhone、iPad、iPod touch で AirDrop を使う – Apple サポートをチェック。

動画もあっという間にiPadに転送できますよ。
動画もあっという間にiPadに転送できますよ。

STEP3 「DJI GO」アプリを使って動画編集

STEP3 「DJI GO」アプリを使って動画編集
お次は、「DJI GO」アプリを立ち上げます。

iPadに転送した動画を「DJI GO」アプリにインポートするため、画面左上のアイコンをタップし「モバイルデバイスの写真」をタップします。
iPadに転送した動画を「DJI GO」アプリにインポートするため、画面左上のアイコンをタップし「モバイルデバイスの写真」をタップします。

インポートした動画の下の方にある「クリップ」をタップします。(見本画像は後日撮った動画です)
インポートした動画の下の方にある「クリップ」をタップします。(見本画像は後日撮った動画です)

続いて「ムービーを作成」をタップします。
続いて「ムービーを作成」をタップします。

BGMが必要な場合は音楽を選びます。ローカルミュージックからiPadに入っている曲も選択できます。
BGMが必要な場合は音楽を選びます。ローカルミュージックからiPadに入っている曲も選択できます。

フィルターは14種類から選べます。
フィルターは14種類から選べます。

タイトルは好きな文字を入力するか、あらかじめ用意されたデザインから選ぶことができます。
タイトルは好きな文字を入力するか、あらかじめ用意されたデザインから選ぶことができます。

他の動画や写真を入れたい場合は黄色い丸で囲った「+」をタップすると追加できます。
他の動画や写真を入れたい場合は黄色い丸で囲った「+」をタップすると追加できます。

動画をタップすると、速度、反転、コントラスト、明るさ、彩度などの微調整もできます。
動画をタップすると、速度、反転、コントラスト、明るさ、彩度などの微調整もできます。右上の「全てに適用」をタップすると、ムービー内の全ての動画に適用されるので便利です。

動画と動画のつなぎ目を指定することもできます。動画編集が終わったら、画面右上の完了をタップします。
動画と動画のつなぎ目を指定することもできます。動画編集が終わったら、画面右上の完了をタップします。

映像制作中の画面がが完了すると動画の完成です!
映像制作中の画面がが完了すると動画の完成です!

STEP4 完成した動画を楽しもう

STEP4 完成した動画を楽しもう
最後は完成した動画を確認します。わたしたちは、撮影当日に編集した動画をつまみに居酒屋で上映会をしました。こんなにサクッと編集できるとは思っていなかったのでとても驚きました!また、購入したばかりの頃は、ひとりで撮影するよりも、友人と一緒に撮影したほうが、楽しく撮影&編集できて、一緒に学ぶこともできるのでおすすめです。今回の実験に感激したわたしは、なんと次の日すぐにOSMO MOBILE 2購入しました(笑)。「百聞は一見に如かず」ですね。

160831k_line

わたしたちが撮影した動画

お互いに撮影した動画を編集し、YouTubeにアップしてみました。

兎村彩野/iPhone 8で撮影)


東出桂奈/iPod touchで撮影)

160831k_line

ブレのない滑らかな映像で記録しよう。

ブレのない滑らかな映像で記録しよう。

「OSMO MOBILE 2」は、ブレることなくスムーズに撮影したい方におすすめの撮影道具です。まだ全ては使いこなしていないけれど、遊びはもちろん仕事にも活用できそうです。まずは、なにげない日常や旅の動画を撮って、いろいろと試してみたいと思います。