大泉工場NISHIAZABU コンブチャこんにちは!箱庭編集部の祥子です。

週末からだ時間」の連載が始まってしばらく経ちますが、わたしにはずっと気になりつつもまだ体験できていないものがありました。それは…コンブチャ!なんでも、「コンブ」という名前がついているけれど、昆布のお茶ではないのだとか?

そんな中で小耳に挟んだ、西麻布の街にできたコンブチャバーの話。なんでも店名が「大泉工場NISHIAZABU」というのだそう。それを聞いて、オトナの街・西麻布に“工場”って、なんだかおもしろそう!これはずっと気になっていたコンブチャを体験するいい機会かもしれない!と思ったんです。

そこで今回は、西麻布「大泉工場NISHIAZABU」で、KOMBUCHA(コンブチャ)を初体験してきました!

西麻布の街に現れた ヘルシードリンクが楽しめる工場

東京メトロ六本木駅から首都高速沿いにまっすぐ進んで、六本木ヒルズを過ぎ10分ほど。西麻布交差点の角に、“KOMBUCHA”のネオンが光る「大泉工場NISHIAZABU」はあります。

大泉工場NISHIAZABUは、2017年4月にコンブチャをメインメニューとしてオープンした健康志向のドリンクバー。“工場“というのは常に何かが創造され続ける場所ですが、大泉工場NISHIAZABUで目指しているのは、「食」「健康」「文化」をキーワードに、訪れた人に新たなひらめきが生まれるような空間づくり。店内奥の壁は、若手アーティストの展示スペースとなっています。

コンブチャ≠昆布茶。コンブチャとは…

大泉工場NISHIAZABU コンブチャ「名前から昆布のお茶だと思われる方も多いのですが、コンブチャというのは、お茶由来の微炭酸発酵ドリンクのことなんです。砂糖を加えたお茶に酢酸菌とスコビーという菌株を入れて、発酵させています。」と店長の加藤雅美さん。

お茶がベースなのでもちろんカロリーは抑えめで、乳酸菌や酵素、ポリフェノールにビタミン、ミネラル、アミノ酸と、からだにうれしい栄養素がたっぷり含まれているのだとか。飲むことによって、腸内環境を整える働きも期待されています。

海外ではコンブチャのブランドが数百もあり、ヘルシードリンクの定番として人気があるそう。低カロリーでそんなにも栄養素が豊富だと聞けば、その人気も頷けますね。

そんな気になるコンブチャを、早速1杯飲んでみることにしました。サーバーから大きなグラスに注がれるコンブチャは、シュワシュワと細かな泡がおいしそう…!

ついリピートしたくなるワインのような味わい

大泉工場NISHIAZABU コンブチャコンブチャは季節によってさまざまな限定フレーバーが出るのですが、今回は基本の「オリジナルフレーバー」 648円(税込)を選びました。

グラスに鼻を近づけてみると、フルーティーな香りが漂います。口に入れると、適度な炭酸が心地いい!その味わいは驚くほど上品で爽やか。まるで軽やかな白ワインなんです。スルスル飲み進めて、あっという間に大きなグラスを空にしてしまいました。

コンブチャってこんなにおいしいんですね…。なんとなく今まで飲まずにいて、かなり損をしていたのかもしれません。

原料はすべてオーガニックで、人工甘味料や香料、着色料は不使用。特に、ベースとなる茶葉にはこだわっていて、さまざまな茶葉を試して行き着いた、京都宇治市にある永田茶園の有機茶葉を使用しているのだそうです。大泉工場NISHIAZABU コンブチャコンブチャを飲みながら、見た目がとってもユニークな「コンブチャいなり」648円(税込)もいただきます!こちらは、ご飯にコンブチャを混ぜ込んでいるんですよ。発酵が進んで酸っぱくビネガーのようになったコンブチャを利用して、酢飯のような味わいを出しています。

油揚げをひっくり返して中身が見えるようにした包み方もおもしろい!

具材は2種類で、ケールの茎と人参の自家製ぬか漬けを混ぜたものと、クルミと紫蘇を混ぜ込んだもの。程よい歯ごたえとコンブチャのやさしい香りに、自家製ダレに漬け込んだ油揚げの甘さがよく合います。ちょっと小腹が空いたなあという時にささっとつまめるような、手のひらサイズなのもうれしい。

全部試してみたくなる魅力的なヘルシーメニューがたくさん!

大泉工場NISHIAZABUには、コンブチャメニュー以外にも魅力的なヘルシーメニューがたくさん!店内には、テイクアウトできるオリジナルのフードやドリンク、有機野菜や加工食品も並んでいます。大泉工場NISHIAZABU コンブチャこちらは、国産の原料のみにこだわった玄米ご飯の「おにぎり」303円(税込)。おにぎりって、「Onigiri」とローマ字表記にするとなんだかかわいいですね。大泉工場NISHIAZABU コンブチャ特にわたしが気になったのは、オーガニックのコールドプレスジュースとともに並ぶ「甘酒」756円(税込)。サイドに描かれた目盛りがラボの実験ボトルみたい! 甘酒特有のクセを感じさせない爽やかな飲み心地は、ぜひ一度試して欲しいです。大泉工場NISHIAZABU コンブチャコンブチャ以外にも色々気になりすぎてあれもこれもとウロウロしてしまったのですが、にこにこ笑顔でひとつひとつメニューについて教えてくださった店長の加藤雅美さん。大泉工場スタッフお揃いの白いつなぎの着こなしにも注目ですよ!

それにしても、予想外の味わいだったコンブチャ。 またぜひ味わいに来たい!と思いました。

コンブチャの存在がずっと気になっていたという方も、これを読んでその存在を初めて知ったという方も、ぜひこの週末に「大泉工場NISHIAZABU」でコンブチャを体験してみてくださいね。