MISOJYU
こんにちは。箱庭編集部のみさきです。
今日は今年6月5日に浅草にオープンした創作おみそ汁専門店「MISOJYU」をご紹介します。

味噌汁とおにぎりは、決して豪華なお料理ではないけれど食べるとほっとする、日本人にとって大切な存在。MISOJYUはその2つの魅力や可能性を、おいしくいただきながら感じられるお店です。

MISOJYU総合ディレクターのエディさんに色々お話を伺いました!

MISOJYU
(MISOJYU総合ディレクター・エドワードヘイムズさん)

今回取材するにあたり、MISOJYUの総合ディレクター・エドワードヘイムズさん(以下、エディさん)にお話を伺いました!
東京生まれ湘南育ちのエディさんは18歳の頃渡米し、ミュージシャンやフォトグラファーやシェフなどとして活動してきた面白い経歴の持ち主です。

「味噌汁とごはんはそれだけでも十分栄養が摂れちゃうスーパーフードなんです。日本は汁物がメインになるような食文化がないけど、メインで味噌汁を楽しんでもらいたいという想いでお店を作りました。」と話すエディさん。

エディさんの想いを形にしたMISOJYUは、味噌汁をメイン料理として、しかも朝から楽しめます。浅草という土地柄海外の方たちもお店を訪れるそうで、日本の発酵文化や出汁の魅力を発信する役割も果たしていきたいとおっしゃっていましたよ。

書道家・武田双雲さんとの出会いがお店誕生のきっかけ

MISOJYU

浅草駅から歩いて約5分。雷門通りを一本入ったところにMISOJYUはあります。
シンプルでおしゃれな外観と、味噌汁の器をモチーフにしたポップなロゴが素敵ですよね!

MISOJYU

お店は2階建てで、1階は厨房と一人掛けの席が、2階は複数名で座って食べられる席があり、お客さんはまず1階のレジで注文とお会計を済ませます。

MISOJYU

2階にあがってまず目に入るのは、書道家の武田双雲さんによる躍動感あふれる作品の数々!これらの作品は、お店のお披露目会で双雲さんがライブペインティングで書いた作品なんだとか。よく見ると墨汁が飛び散っていて、ライブ感が伝わってきます。

エディさんと双雲さんはお二人で神奈川の鵠沼海岸に「オーガニックカフェギャラリーCHIKYU」というお店を開いたほどの仲で、MISOJYUはそこでの出会いがあってオープンに至ったそうです。エディさんは綿密にプランニングするというよりは、偶然の出会いやタイミングを大切に、直感やセンスでお店の計画を進めていったそうですよ。

美味しい味噌汁とおにぎりでほっと幸せな気持ちに

MISOJYU

MISOJYUには、カリフォルニアで8年間シェフをしていたエディさんならではの視点やアイデアを感じられるメニューが豊富にあります。

モーニングタイムとレギュラータイムにはそれぞれお得なセットがあり、味噌汁とおにぎりと一緒に、京都から直送で届いた旬の鉄ミネラル野菜や在来種の大豆を使ったお豆腐など、全国各地のこだわりの食材をたっぷり楽しみことができます!

ここからは私が特に気になったメニューについてご紹介していきます!

まるごとトマトとほろほろ牛スネの みそポトフ

MISOJYU

ポトフ風の味噌汁は、お肉も入っていますがメイン食材はトマト!食べた瞬間、トマトのフレッシュさとともに牛すね肉のエキスと味噌汁のだし、2つのうまみも口の中に広がってとっても美味しかったです。玉ねぎやジャガイモも大きくカットされていて、大満足なボリュームでしたよ~。

MISOJYUの味噌汁に使われている味噌は島根の有機味噌で、また出汁は天然の昆布や築地の専門店で買った新鮮なかつおぶしを使っているそう。普段家では味噌や出汁にここまでこだわることはできないので、家では食べられないおいしい味噌汁でほっと幸せな気持ちになりました。

その他にも一番人気の角煮と野菜がごろっと入った豚汁やみそポタージュ、海外の方に人気なきのこの味噌汁など、どれもとっても美味しそうでした!

おにぎり(しお)

MISOJYU

MISOJYUの塩おにぎりは写真をご覧いただくと分かる通り、ただの塩おにぎりじゃないんです!京都の碾茶(抹茶のパウダーにする前の状態のもの)が表面にまぶしてあり、抹茶なのに食べた瞬間なぜかふわっと磯の香りがして、塩気とマッチしています!ぜひ実際に食べて、その美味しさを味わっていただきたいです。

MISOJYU

おにぎりは他にも梅やしゃけ、そして外国人の方向けにスパイシーツナやアボカドロールといった種類もありましたよ~。

特製アボカド冷や汁(冷やし味噌汁)

MISOJYU

最後にご紹介するのは、期間限定メニュー・特製アボカド冷や汁です。
冷や汁は一般的な冷や汁の汁と具とともに、ぶぶあられや刻み海苔もトッピングされていて、お茶漬けっぽさもあります。これだけでも十分美味しいのですが、MISOJYUではここにサルサとスペシャルソースを添えたアボカドを合わせるんです!
暑い夏でもぺろっと食べられちゃうほど爽やかで、美味しい組み合わせの冷や汁を楽しめるのは9月末まで。気になる人は逃さず食べに行ってくださいね。

今後も季節に応じて旬の食材を使った限定メニューを展開していくそうで、注目したいと思います!

MISOJYU

エディさんの素材一つ一つに対するこだわりを持ちながらも、枠にはまらず美味しい味噌汁の可能性を広げていこうという姿勢はとっても素敵で、これからMISOJYUはどんなお店になっていくんだろう、とワクワクしました。おうちやオフィスの近くにあると通っちゃうな~と思いました!

浅草へ訪れた際は、ぜひMISOJYUのおいしいおみそ汁とおにぎりでおなかいっぱいになってくださいね。

    MISOJYU

    住所:東京都台東区浅草1-7-5
    TEL:03-5830-3101
    営業時間:
    モーニングタイム:8:30~11:00
    レギュラータイム:11:00~19:00
    定休日:月曜日
    URL:https://misojyu.jp/