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カップの形状で味わいが変わる?!福島の伝統工芸を活かした酒器「IKKON DOUBLE WALL SAKE CUP」
お酒好きにおすすめ!晩酌タイムが一段と楽しくなるアイテムを見つけました。
こんにちは、箱庭編集部みのりです。
お酒好きなら一つは持っているアイテム、酒器。お気に入りの酒器で飲むお酒って本当に美味しいですよね〜。今日はそんなお酒好きの方におすすめしたい、今までにないユニークな酒器をご紹介したいと思います!プレゼントにもぴったりなアイテムなので、お酒をあまり飲まないという方もぜひチェックしてみてくださいね〜。
福島の伝統工芸品から着想を得た、3つの味わいを楽しめる酒器
今日ご紹介する「IKKON DOUBLE WALL SAKE CUP」は、福島県浪江町に350年前から伝わる「大堀相馬焼」の特徴 、「二重焼」の二重構造を活かして作られたぐいのみです。成形の段階で外側と内側を作っておき、焼成前にかぶせることで外側と内側の間に空洞ができる二重焼は、熱い飲み物を入れても冷めにくく、持っても熱くないのが特徴だそう。
この二重焼を発展させたIKKON DOUBLE WALL SAKE CUPは、二重になった内側の形状の違いによってさまざまなお酒の味わいを楽しめる、今までにない酒器なんです。
内側の断面を見てみると、その違いが一目瞭然。でも、形状によってどんな風にお酒の味わいが変わるのか気になりますよね?それでは、それぞれの味わいの特徴をお伝えしたいと思います。
ラウンド / ROUND
丸みがある浅型の形状「ラウンド」は、お酒のフルーティさとやさしいまるみを感じられるのが特徴です。ピリッと苦味・渋みを感じつつ、香りと共にうまみのボリュームが広がり、まろやかに味わえます。
ナロー / NARROW
底に向かい狭くなっている形状の「ナロー」は、はじめと中盤で味の感じ方が変化するのが特徴です。フルーティさと甘み・旨味の余韻が広がり、後に苦味・渋みと穀物系のフレーバーが立ってきます。味の変化を楽しみたいときにおすすめです。
ストレート / STRAIGHT
直線的な形状の「ストレート」は、真っ直ぐに口の中にお酒が入り、しっかりと五味(甘味・酸味・辛味・苦味・渋味)を感じられるのが特徴です。複雑な味をしっかりと十分に味わうことができます。
形状によってこんなにも味わいが変化するなんて、お酒が好きな私は目から鱗でした!それぞれの酒器で、お気に入りのお酒をさっそく味わってみたくなりました。
Topawards Asiaを受賞した、シンプルで奥深いデザイン
味わいの違いを楽しめるだけでなく、長く愛用したくなるシンプルでスタイリッシュなデザインが素敵なIKKON DOUBLE WALL SAKE CUP。表面には内側形状の刻印が施されているので、視覚でも中身の形状が分かる点も面白いです。
実は、2018年8月にはアジア市場の優れたパッケージデザインに贈られる賞「Topawards Asia(トップアワード アジア)」を受賞したばかり。毎月異なるテーマが設定されるコンテストで、受賞した月のテーマは「LESS IS MORE」。まさにシンプルでありながら奥深さのある、アイテムを象徴するようなテーマです。
カラーは白釉の他にも、黒釉と緑釉が登場しているので、好みに合わせて選べるのも嬉しいですよね。
商品はそれぞれ単品で購入することもできますが、おすすめは3種類のぐいのみが木箱にセットされた「DOUBLE WALL SAKECUP SET」。蓋は開いてトレイとして使うことができ、また蓋を取ると重ねられる仕組みになっているので、収納にも便利ですよ〜。
自分用はもちろん、お酒好きな方へのプレゼントにいかが?
日本語の「一献(いっこん)」=「酒を酌んで飲むこと、酒の振る舞い」から名付けられた、お酒の新しい飲み方や振る舞い方、楽しみ方を提供してくれるIKKON DOUBLE WALL SAKE CUP。器とお酒の関係をデザインの観点からも楽しむことができる、今までにない画期的なアイテムです。自分用はもちろん、大切な人に贈って素敵な晩酌タイムをプレゼントしてみてはいかが?
IKKON DOUBLE WALL SAKE CUP
商品内容:ラウンド、ナロー、ストレート
販売価格:セット9,000円(税抜)、単品2,800円(税抜)
主な販売場所:公式WEBショップ、MoMAデザインストア
WEBサイト:http://ikkon.life/