かわいいロシアのAtoZ

きっとロシアを旅したくなる、魅力がつまった1冊。

こんにちは、箱庭編集部 moです。
本日ご紹介する週末読みたい本は『かわいいロシアのAtoZ』です。ロシアといえば、今年サッカーW杯が開催され注目されましたが、実際ロシアがどんな国かまだ分からないという方も多いのでは?

本書は、ヨーロッパとはまたひと味違ったロマンチックな「ロシア」の世界が詰まった1冊。幻想的でどこかノスタルジックなこの雰囲気に魅了され、訪れること約40回という井岡美保さんが、まだ私たちの知らぬロシアの魅力を紹介する内容となっています。

「暮らし・モノ・コト」の3つの切り口で、かわいいロシアのデザインAtoZ(ロシアのアルファベットでアーからヤーまで)がまとめられた1冊。本書を読めばロシアへ旅に出たくなること間違いなしです!

宝石箱を開いたような、かわいいロシアのA to Я(アーからヤー)

タイトルの通り、愛おしくて素朴なロシアのデザインが辞書のようにA to Я(アーからヤー)まで写真付きで紹介されています。いくつか気になったデザインをピックアップしてご紹介します。
かわいいロシアのAtoZ
まずAから。ロシア語で[アルヒチクトゥーラ]の建築が紹介されています。著者の井岡さんがスケール感と奇抜さにカルチャーショックを受けたという教会や、スターリン様式の建築、ソビエト様式の建築など様々な建築が写真で紹介されています。わたしはいままでロシアの建築物を見たことがなかったので最初のページから刺激的でワクワクがとまりません!

かわいいロシアのAtoZ
Eの[イダー]、食べ物も気になります。ロシア料理の定番のボルシチから、見たこともない美味しそうな料理の写真が並びます。どんな味か食べてみたくなります〜!

かわいいロシアのAtoZ
デザインといえばパッケージも気になりますよね。ロシアのチーズやヨーグルトなどもこんなふうに羅列して紹介されています。ロシア語で書かれているだけでなんだか可愛い…!見ているだけでたのしくなるデザインです。他にもチョコレートや切手など、ときめくデザインがたくさん載っています!

かわいいロシアのAtoZ
ほかにもたくさん気になるデザインがありますが、特に私が気になったのはこちらのチェブラーシカ!日本でも映画が制作されていたので知っている方も多いのでは?
日本のチェブラーシカより味があって可愛い気がします…。休日になると巨大なチェブラーシカの着ぐるみが街に出没するとのこと。旅行で行った際はぜひ会ってみたいです!

ガイドブックにもなる!?知識が詰まった1冊。

かわいいロシアのAtoZ
かわいいロシアのAtoZ
本書は可愛いデザインが紹介されているだけではありません。ところどころに、「ちょこっとロシア語」「豆知識」といったロシアに訪れる際役立ちそうな情報が載っています。

かわいいロシアのAtoZ
さらにはモスクワ案内MAPと、

かわいいロシアのAtoZ
井岡さんオススメの観光スポットまで番号付きで掲載されており、ちょっとしたガイド本のようです!もうこの1冊を読んだら、ロシアを旅してください!と言われている気分になります(笑)。

かわいいロシアのAtoZ
おまけ。A to Я(アーからヤー)までにちなんで、本の上下に「アー」「ヤー」と印刷されていました。内容ももちろんですがこの本自体もとっても可愛いですよ!

いかがでしたか?今日ご紹介したのはかわいいロシアのAtoZのうちのほんの一部。他にも興味深くて可愛いデザインがたくさん載っていました〜!この本を読めばきっとロシアが好きになり、旅したい気持ちが湧いてきます!気になった方はぜひ手に取って読んでみてくだいね。

    かわいいロシアのAtoZ

    kawaiirussia
    出版社:青幻舎
    著者:井岡美保
    仕様:文庫判 、254ページ
    定価:1,500円+税
    ISBN978-4-86152-674-9 C0072