あの頃は CHOCOLATE
こんにちは、箱庭編集部 moです。
冬が近づいてくると、なぜかいつもよりチョコレートが食べたくなります。この時期はいろんなショップで様々な新しいチョコレートが登場していてワクワクしますが、今回不思議なチョコレートを見つけたのでご紹介したいと思います。

AIとBean to Barチョコレート専門店がコラボレーション!

あの頃は CHOCOLATE
今回ご紹介するのは、日本のIT企業であるNECとサンフランシスコ発のBean to Barチョコレート専門店のダンデライオン・チョコレートがコラボした「あの頃は CHOCOLATE」。
社会を反映する新聞記事をAI(人工知能)が分析、その結果から時代のムードをチョコレートの味わいで再現した商品です。

昨年箱庭でご紹介した「飲める文庫」も名作文学の“読後感”をAIの分析によってコーヒーの味わいで再現したものでしたが、「あの頃は CHOCOLATE」はAIによる味覚予測シリーズの第二弾の商品となります。

「あの頃」の味わいとは…?

あの頃は CHOCOLATE

「あの頃は CHOCOLATE」は過去約60年の新聞1面記事のうち、印象的な出来事のあった5つの年をピックアップし、各1年分の新聞記事をAIで分析、分析結果を表した7つの味覚指標をもとに各時代のムードをチョコレートで再現しているそう。

60年分の新聞データが分析され、そのムードを味として再現するなんてテクノロジーの進歩には驚きです…!

そうして大量のデータの中から再現されたのは、1969 人類初の月面着陸味、1974 オイルショックの混迷味、1987 魅惑のバブル絶頂味、1991 絶望のバブル崩壊味、2017 イノベーションの夜明け味、の5種。
一体どんな味わいなのか気になりますが、今回はわたしが気になった2種をピックアップしてご紹介します。

1969 人類初の月面着陸味

あの頃は CHOCOLATE
戦後の混乱は落ち着きつつも、学生運動が活発化し、不穏な空気が広がっていた1969年、人類は初めて月に立った。世界中が人類の偉大な一歩に心を震わせ、不安の中にも希望の光を感じていた時代のムードがチョコレートに。酸味のあるインド産カカオ85%。苦味の中にもクランベリーのようなフルーティな味わいが広がります。月面の凹凸をカカオニブで表現しています。

2017 イノベーションの夜明け味

あの頃は CHOCOLATE
人工知能ブームが過熱した2017年。自動運転、ドローン、仮想通貨など目覚ましい技術革新がもたらした期待と興奮、夢に見た未来が現実となりはじめた刺激的な時代のムードをチョコレートに。ナッツを感じるドミニカ共和国産カカオ70%。ローストの温度と時間を丁寧に調整することで、バニラのような甘み、ミルクティーの茶葉の香りを引き出し、後味にシナモン、チリペッパーのスパイシーさを感じさせます。

ムードってどんな味?と思っていましたが、分析結果を読むと「なるほど。」となんだか腑に落ちます。2017年はまだ昨年の出来事なのでみなさんもなんとなくイメージが湧くのでは?
月面着陸の年にまだわたしは生まれていませんが、「世の中こういうムードだったんだ」と改めて感じるとともにその時代のムードを味わいたくなりました!

また他の時代の分析結果と味わいも、こちらでぜひチェックしてみてください。

時代のムードをチョコレートで味わってみよう!

あの頃は CHOCOLATE
あの頃は CHOCOLATE
「あの頃は CHOCOLATE」は、各時代の単品と、5種がセットになったアソートボックスがあります。パッケージのデザインも可愛いのでプレゼントにも喜ばれそうです!
気になった方はぜひ時代のムードをチョコレートで味わってみてくださいね。

    あの頃は CHOCOLATE

    価格:単品 ¥1,620(税込)、アソートボックス ¥3,240(税込)
    取り扱い店舗: ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前、ダンデライオン・チョコレート京都東山一念坂店 、オンラインストア

    オンラインストアで予約販売中
    https://dandelionchocolate.jp/products/onlinestore/
    商品引き渡し期間: 2018年12月21日(金)~2019年2月14日(木)

    ※ 販売期間中でも在庫がなくなり次第、販売終了