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週末読みたい本『TOKYO ARTRIP 日本酒 SAKE』
日本酒を、アート&デザインラバーの目線で紹介した1冊
こんにちは、箱庭編集部 moです。
年末年始にかけて、お酒を飲む機会が増えてくるシーズンですね。みなさんはどんなお酒を飲まれますか?今日はお酒好きの皆さんにおすすめの日本酒に関する1冊、『TOKYO ARTRIP 日本酒 SAKE』をご紹介します。
日本のカルチャーをアート&デザインラバーの目線で紹介している、東京ガイドブックシリーズ「TOKYO ARTRIP(トーキョー・アートリップ)」をご存知でしょうか。これまでにも日本茶、和菓子、建築、和骨董と1テーマずつ特集してきたシリーズ本ですが、第5弾として“日本酒”をテーマにした1冊が発売されました。
本書は、利き酒師や料理研究家、蔵元など、スペシャリスト4人のアドバイスのもと、“日本酒”をテーマに東京を遊ぶ、とっておきの場所が紹介されています。新しいスタイルの日本酒が飲める店やオリジナル商品を取りそろえる販売店など、どれも新鮮! 東京からワンデイトリップできる蔵元の紹介もお見逃しなく。
日本酒を飲む:新世代日本酒を楽しむ
パート1では、モスクワ出身の利き酒師ドミトリー・ブーラフさんが独自の目線で選んだおすすめのお店が紹介されています。香りを楽しむために日本酒をワイングラスで提供したり、日本酒と料理のマリアージュにこだわったりと、今の東京ならではの個性豊かなお店が紹介されています。
日本酒を飲む:魅力的な大将のいる店
パート2では料理家、トライアスリートのYOSHIROさんがおすすめする、魅力的な大将がいるお店が紹介されています。料理との相性が重要な日本酒だからこそ、自分に合った信頼できる大将のお店を見つければ、お酒と料理をいただく時間がさらに充実しそうです。
もちろん大将の情報だけでなく、お店の雰囲気の写真や個室の有無等の情報も載っているので自分好みのお店を見つける参考にしてみてくださいね。
日本酒を学ぶ
パート3では日本酒の基本について学べる内容になっています。日本酒は好きだけど実はよく知らない…なんて方も多いのでは?
お酒の銘柄や味、種類にはじまりラベルの見方や酒器の選び方・日本酒の製造方法まで、日本酒に関する様々な情報が写真付きで紹介されています。さらにはワンデイトリップできる東京都内&近郊の蔵元もご紹介されていますよ。ここまで日本酒のことを学ぶと、思わず足を運びたくなってしまいます。
また今までなんとなく日本酒を飲んでいた方も、どんなものが飲みたいか、自分の好みに合ったお酒を見つけるきっかけになりそうです!
買う:セレクトにこだわりのある店
パート4では田端酒造7代目・長谷川聡子さんアドバイスのもと、品質管理もしっかりしている酒屋が紹介されています。有名ブランドにこだわらず店主が本当に美味しいと思ったお酒を中心に揃えているお店や、デイリーに飲めるおししいお酒をモットーにした品揃えのお店など、それぞれのお店の特色が紹介されているので、シーンに合わせてお店選びが楽しめそうです。
このほか、日本酒豆知識や本書に掲載されているお店のエリアマップなど、日本酒の情報がぎゅっと詰まった1冊となっています。また本書は全体を通して日本語と英語、二ヶ国語で表記された日英バイリンガル書籍なので海外の方にも楽しんでいただける1冊ですよ。
いかがでしたか?わたしは普段あまり日本酒を飲まないのですが、こんなお店や飲み方があるんだ〜!と新しい知識が増え、とてもワクワクしました!本書を参考に自分にぴったりの日本酒を見つけたいな〜。
気になった皆さんも、ぜひ一度本書をチェックしてみてくださいね。
日本酒 SAKE (TOKYO ARTRIP)
編集:美術出版社書籍編集部
発売日:2018年10月30日
ページ数:128ページ
仕様:A5変型、ペーパーバック
価格:1,500円+税
ISBN-13: 978-4568431001