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これを読めば「編集力」がアップする!?実践的なハウツーを分かりやすくまとめた1冊

こんにちは、箱庭編集部 moです。
今日は広報・PR・販促などに携わるみなさんに必読の1冊『広報・PR・販促担当者のための伝わるコンテンツ制作ガイド』をご紹介したいと思います。

本書は、「デザインは悪くないけど、なぜか魅力が伝わらない」「もっとたくさんの人に商品の本当の価値を見てもらいたい」けれど…実際の制作に入るときに、何をどうしたらよいのかわからない!と悩む広報、PR、セールス担当者に向けた、実践的なツール制作ガイドブックです。見た目だけではなく、中身からもっと伝わる広報・販促ツールを作るための、考え方・進め方の基礎がわかる1冊です。

本書を読めば、より<伝える>ために、大切なものを見抜き、極立たせ、全体を整えるスキル=“編集力”がアップしそう!早速内容を見ていきましょう。

今さら人に聞けない「編集」についての基本がわかる

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本書は、そもそも編集って何?といった基本項目から学べるのが嬉しいポイントです。企画段階における自社商品のアピールポイントの考え方、伝える媒体の選び方、実際の制作へ移る際のポイント、スタッフアサインの仕方、取材のコツなどなど、見開きでわかりやすく解説されています。

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ノウハウ本なので情報量が多いですが、この写真のようにイラストでわかりやすく解説されているため、頭に入って来やすく、すいすい読めちゃいますよ〜!

制作においてのさまざまな細かいポイントを、丁寧に解説。

基本の編集について学んだ後は、「企画&制作準備」、「撮影」、「イラスト」、「デザイン」、「取材&原稿制作」、「印刷とのやりとり」のチャプターごとに、制作物が出来上がるまでに必要なノウハウが細かく解説されています。広報・PR・販促担当者のみなさんはもちろん、カメラマン、デザイナーなど制作に携わるみなさんに参考になりそうな内容がぎゅっと詰まっています!
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たとえば、「撮影」のチャプターでは、今さら人に聞けそうにない撮影前の細かい準備について、撮影時のチェックポイント、撮影用語など、撮影時に気をつけたいアレコレが細かく掲載されています。実際に本書を読んで撮影に臨めば、かなりスムーズに撮影が進みそう〜!
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「デザイン」のチャプターでは、デザイナーの探し方・発注の仕方から、デザインをするときの考え方・色使いやフォントのコツなど、発注者側からもデザイナー側からも気になるポイントがたくさん掲載されています。
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こんなところまで教えてくれるの!?と思ってしまいそうな、基本の基本を、改めて見つめ直せるポイントが本当にたくさんあります。今までなんとなくやっていたけど、実は出来ていなかったな〜ということもきっとありますよ。
「伝わるコンテンツ制作ガイド」というタイトルの通り、コンテンツ制作においてのノウハウがかなり分かりやすく伝わってきたので、説得力のある1冊だと感じました!

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チャプターの間に掲載されているコラム「編集目線を持ったいい広報さんの話」「起きがちなトラブルとその対策」も、なるほど〜ととても共感できる内容です。ハウツー部分と併せて、こちらもぜひ目を通してくださいね。
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最後のチャプターでは、「編集」の目線がしっかり入って制作された優れた広報・販促物の事例が掲載されています。どういった目線で、どのような段階を踏んでこのような制作物が出来上がったのか、インタビュー形式で掲載されています。きっとこれから制作に携わる皆さんの、さまざまな刺激やインスピレーションが得られるはずです。

広報・PRといった業種でなくても、伝えたいことを分かりやすく気持ち良く伝えることってとても大事なことだと思います。本書で記されている「編集力」は日常生活でもきっと役立つスキルだと感じました。制作に携わる方はもちろん、たくさんの方に読んでいただきたい1冊です。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。