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キリスト教文化と和の融合を表現したデザインが素敵!但馬屋老舗と美術家・ミヤケマイさんによる大分県立美術館みやげ「MOTHER OF MERCY」
箱庭編集部のみさきです。
箱庭メンバーが日本全国で見つけた47都道府県のすてきなおみやげを紹介していく「おみやげクリップ」。今週は、大分県で最も古い和菓子屋さん・但馬屋老舗と美術家のミヤケマイさんがコラボして作った落雁「MOTHER OF MERCY(マザー・オブ・マーシー)」をご紹介します!
2015年の大分県立美術館OPAM開館がきっかけで誕生!
MOTHER OF MERCYは、大分県立美術館OPAMのミュージアムショップで販売されている商品。2015年に美術館が開館する際に、出展しているミヤケさんがオファーを受け、もともと美術館と繋がりのあった但馬屋老舗との共同開発という形で商品化に至ったそう。
但馬屋老舗のある竹田市はかつてキリシタン大名の土地だったこともあり、今もキリスト教文化と和が融合した雰囲気が残っています。MOTHER OF MERCYはそんな竹田市らしさと和菓子の伝統、そして現代の感覚をデザインや味で表現した商品です。
石畳のようなシックで品のあるパッケージデザイン
Photo © Ryoukan Abe
パッケージは、教会のステンドグラスやヨーロッパ、竹田市の石畳などがモチーフとなっています。色は赤と青の二種類あって、どちらもシックで品のある色合いが素敵ですよね!複数並べると石畳のようにどんどん広がっていき、パッケージの魅力をより一層楽しめます。
文字の部分が立体的になっていたり光沢感を抑えた上品な金色・銀色が使われていたり、細かなところからもパッケージへのこだわりが伝わってきます…!
京都の木型職人の業を感じる、落雁の模様の美しさ
箱の中にはマリア像と十字架の二種類、計5個の落雁が並んで入っています。
木型で1つ1つられた落雁はマリア像の表情が分かるほど細かい模様でできていて、うっとりするほどの美しさ。この細かな模様を出すために、ミヤケさんは京都の木型職人さんと何度も試行錯誤を重ねたそう。作品にも見える存在感を放っています!
ちなみに、赤と青のパッケージ、どちらも中身は同じですよ。
聖母マリアと西洋をイメージした珍しいお味にも注目!
Photo © Ryoukan Abe
またMOTHER OF MERCYは、他にない珍しいお味も注目ポイント!マリア像は聖母マリアをイメージさせる優しいミルク味、十字架は西洋らしいミルクミント味なんです。これらはミヤケさんのアイデアによって決まったそう。
ミルク味の落雁ってイメージがつかない方も多いかもしれませんが、ちょっぴり塩気のあるお味でお茶との相性も◎でしたよ!
自分用としても欲しくなるほど魅力的なMOTHER OF MERCYは、大分県立美術館OPAMのミュージアムショップ、そして但馬屋老舗のオンラインショップで購入できます。
美術館は大分駅から徒歩圏のところにあるので、大分に行く際はぜひ行ってみてくださいね~。
MOTHER OF MERCY
販売元:但馬屋老舗
価格:1,620円(税込)
URL:https://tajimaya-roho.co.jp/onlineshop/products/detail.php?product_id=101