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週末読みたい本『旅するパティシエ 世界のおやつ』
旅するパティシエが集めた世界の郷土菓子の物語
こんにちは、箱庭編集部 moです。
寒い時期になると、あたたかいコーヒーとあまいお菓子が無性に食べたくなりませんか?そんなお菓子好きのみなさんにおすすめの1冊、『旅するパティシエ 世界のおやつ』をご紹介します。
本書は、以前箱庭でもインタビューさせていただいた「旅するパティシエ」の鈴木文さんが、旅で集めた世界の郷土菓子をまとめた1冊。1年以上かけ50カ国を歩き集めた500種類以上の郷土菓子のなかから、厳選した約100種が現地で撮った写真と文章で紹介されています。早速内容を見てみましょう〜!
まずこちらは、鈴木さんが巡ったという国名と大まかなルート。こんなにもたくさんの国の郷土菓子を見ることができると思うとワクワクします!
世界の郷土菓子はエリアごとに紹介されています。
例えばこちらは南米・アルゼンチンのお菓子。スペインやイタリアの影響が色濃く残るアルゼンチンは、インターナショナルな空気が漂っており、お菓子からも豊かさや移民のチカラが伝わってきたそう。素材や味、形など郷土菓子についてだけを紹介していくのではなく、それぞれのお菓子の文化的な背景も楽しめるのがおもしろいです。
こちらはジャマイカの郷土菓子。ブレッド・プディングやギザーダなど、今まで聞いたことも見たこともないお菓子がたくさん紹介されており、読んでいるうちにどんな味なのかとても気になってきます…!
ほんの一部をご紹介しましたが、ヨーロッパや中東などあらゆる国々の郷土菓子とそれぞれの国の文化が一緒に楽しめます。本書を読むにつれ世界中を旅したい気持ちがどんどん湧いてきました〜!
「お菓子作りのキッチンから」というコンテンツでは、鈴木さんが現地のお菓子を、現地で、現地の人と一緒に作った様子が紹介されています。日本とは異なる環境でのお菓子作りのお話はとても興味深いですよ〜!
また所々に掲載されているコラムも必読です。「世界のドリンク」や「世界の製菓材料」といったおやつに関連するものがピックアップして紹介されています。いままでの旅行ではあまり気にしなかった視点の物事が新たに知れて楽しいです!
おうちでもおいしく作れる、創作レシピ付き
ここまで読んで郷土菓子を食べたくて仕方なくなったみなさん、ご安心を。なんとおうちでもおいしく作れる、鈴木さんの創作レシピが12つも掲載されています!
郷土菓子ってそんな簡単に作れるの?と思う方もいるかもしれませんが、世界各地で愛される特徴はいかしつつ、日本の風土・気候に合わせてアレンジ&創作されているレシピだそうですよ。
これからクリスマスや冬休みなど、おうちでまったりすることも増えると思います。ちょっといつもと違うお菓子が食べたい〜!なんて時にぜひ挑戦してみてくださいね!
いかがでしたか?読んで、作って、旅に出たくなる素敵な1冊です。
今週末の12月15日・16日には出版を記念したイベントも開催されるそう!気になった方はぜひチェックしてみてくださいね〜。
旅するパティシエ 世界のおやつ
出版社: ワニ・プラス (2018/11/22発売)
著:鈴木文
写真:鈴木英嗣
価格:1,998円(税込)
◆冬のオランダ、おやつマルシェ。ー『世界のおやつ』出版記念ー
『旅するパティシエ の 世界のおやつ』(2018.11.22発売)の出版を記念して、旅するパティシエ・鈴木文による、2日間限定の“おやつマルシェ”を開催。
開催日時:12月15日(土)11:00〜16:00、 12月16日(日)11:00~16:00
開催場所:シーナと一平(東京都豊島区長崎2-12-4)
URL:https://www.facebook.com/events/2237188009895342/