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こんにちは。箱庭キュレーターのYumieです。
私の住む愛媛県で有名な観光地といえば、最近ではアートイベントも盛んな「道後温泉」ですが、今日はその道後温泉界隈にある、素敵なお店をご紹介します。

広々した店内でたくさんの今治タオルを選べる「伊織 道後湯之町店」

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「タオルからはじまる豊かなくらし」をコンセプトに、高いデザイン性で人気の「伊織」さん。
首都圏を中心に全国的にお店を展開されていますが、2017年にオープンした「道後湯之町店」は最大規模ということで、店内はとっても広々!

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店内はタオルだけではなく、お菓子や調味料、器など地元の商品もたくさん並んでいます。
タオルと一緒に愛媛の美味しいものも買えるのは嬉しいですよね!

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タオルで一番人気なのは、道後湯之町店限定の「ダンゴ(パープル)」。
愛媛の銘菓「坊っちゃん団子」をモチーフにしているそうです。パステルカラーの色合いにほっこりする可愛いタオルです。


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注目したいのは、「中川政七商店」さんが全国の温泉地とコラボした、ご当地手ぬぐい「木綿湯布(もめんどうふ)」。 デザインは「中川政七商店」さんが手がけた「愛媛名物」と「伊織」さんが手がけた「OldTobe」の2タイプあり、伊織 道後湯之町店と伊織 本店の2店舗で限定販売されているそうです。 「伊織」さんは、「中川政七商店」さん以外にも人気クリエイターとのコラボ商品もたくさん展開されていて、どれも個性的! タオル選びのわくわくがとまりません!

 

 

 

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道後湯之町店では観光客の方が飛び入りで参加できる、予約不要のワークショップも開催。ワークショップの情報はHPやSNSで告知されているそうなので、ワークショップもぜひチェックして参加してみてください。

器好きは必見!センスの良い砥部焼に出会える雑貨店「歩音」

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道後商店街をぬけた先に佇む可愛い古民家の雑貨屋「歩音(あるね)」さん。100余年の古民家からは、とても温かな雰囲気が漂い、ふらっとお店を覗きたくなります。

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こちらは銘菓「タルト」など愛媛をモチーフにした砥部焼の器。砥部焼(とべやき)は、愛媛県砥部町を中心に作られている「磁器」で、地元で長く愛されている器です。

歩音さんの目利きで揃えられたセンスのよい砥部焼は、王道なものから先進的な作家さんまで様々! たくさんの砥部焼を一度に見ることができるので、観光客の方だけでなく地元の方も自宅用に器を買われていくそうです。 20190321_yumie_06 その他にも歩音さんオリジナルの調味料やお菓子、靴下やストール、草履!まで。 宝物を探すように、お土産選びを楽しむことができます。 20190321_yumie_14 こんな面白いお菓子も! 「俳句 恋みくじ フォーチュンクッキー」といって、松山市出身の俳人 神野紗希さんによる恋の俳句を集めて作った恋みくじクッキーということです。 全60句!ある俳句の中には松山市出身の俳人 正岡子規の俳句も入っているそうです。恋の俳句…かなり気になります!

 

 

 

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2階は地元でも人気のカフェになっているので、お買い物のあとはカフェでひと休みするのもおすすめです。

テキスタイルデザイナ-・陶芸家 石本藤雄さんプロデュースのカフェギャラリー「MUSTAKIVI」

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松山城のふもと、ロープウェイ街にある「MUSTAKIVI」さん。
愛媛県出身でフィンランド在住のテキスタイルデザイナ-・陶芸家「石本藤雄」さんのプロデュースしたカフェギャラリーです。石本さんは「マリメッコ」で32年に渡りテキスタイルデザイナーをされた方で、現在はフィンランドの国民的製陶所「アラビア」のアート部門の一員として陶芸制作に取り組まれています。

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店内は陶板をはじめ、石本さんの作品が散りばめられ、空間そのものを楽しむことができます。

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入口右手の階段から地下1階へいくと、ギャラリーがあります。
ギャラリーでは、石本藤雄さんと親和性のあるアーティストをはじめ、様々なジャンルの企画展を行っているそうです。

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そしてショップでは、北欧と日本、和と洋を融合した石本さんだから生み出せるアートのようなプロダクツの数々が並んでいてどれも素敵!
「MUSTAKIVI」のアイコンの4片の花形をモチーフにしたこちらのブローチはなんと「砥部焼」!独特の色合いとぽってりしたフォルムがとっても可愛いです。

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36種類もある、ポストカードは選べないぐらい、どれも可愛いデザイン!
石本藤雄さんが製作した、草花を中心とした陶版レリーフ作品を収録されているそうです。

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石本さんがデザインしたカラフルなパッケージが可愛い羊羹もオススメ!
創業150年以上の歴史を誇る地元の和菓子の老舗、薄墨羊羹とのコラボ商品で、見た目だけでなく味も本格的です。

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こちらの愛媛県産みかんだけを使ったみかん餡の「もなか」はお土産でも人気!ブラッドオレンジピール(果皮)がアクセントになっていて、パンにつけても美味しいそうです。

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1階は茶房(カフェ)になっているので、石本さんの作品をながめながらゆっくりくつろぐことができ、カフェで実際につかわれている器をショップで購入することもできます。

お土産選びも旅の一つの楽しみですよね!紹介しきれなかった素敵な商品はまだまだたくさんあるので、松山・道後にお越しの際は、ぜひお店を覗いてみてください。