190404mujihotel_00
こんにちは、箱庭編集部 moです。
先日、今年大注目のホテルが銀座に誕生しました!日本初となる無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」です。メディアでも既に話題になっているので、耳にした方も多いのではないでしょうか?

190404mujihotel_01
銀座並木通りの一等地に4/4(木)にオープンした「無印良品 銀座」。こちらの店舗は地上10階、地下1階の世界最大規模となる無印良品の旗艦店ですが、その6階の一部〜10階部分が「MUJI HOTEL GINZA」として開業しました。ホテルとしては深圳、北京に次ぐ3店舗目で、日本では初となる無印良品のホテルです。

“感じ良いくらし”を体現した無印良品の世界観を感じられる!

ホテルのコンセプトは「アンチゴージャス、アンチチープ」。旅先も普段の生活の延長線上と捉え、心地よく過ごせる空間作りを目指しているとのこと。無印良品の世界観を体感できるホテルとなっていますので、内容をレポートしたいと思います!
190404mujihotel_02_
MUJI HOTEL GINZAは、目黒のホテルCLASKAや京都のホテル アンテルーム 京都など話題のホテルを手掛けるUDSが企画・内装設計・運営をしています。家のようなくつろぎ・気持ちよさをキーワードにデザインした室内は、どれも木のぬくもりを感じるモダンな空間となっていました!

190404mujihotel_02
こちらは全9タイプあるお部屋の中で1番コンパクトな14〜15㎡の「タイプA」ルーム。天井を高くしたり収納とバスルームの扉を一体化したりと、コンパクトながら広く使え、狭さを感じさせない工夫がなされています。銀座という立地でありながら、1人の使用で14,900円、2人目追加でも+5,000円という良心的な価格設定も魅力的です! (※価格は税、サービス料込み、以下同)

190404mujihotel_03
奥に畳の小上がりが広がる「タイプF」ルーム(36㎡)は、畳に近い位置で眠れる「洗えるマットレス」を使用。畳のいい香りがして海外の方にも喜ばれそうなお部屋です!こちらは1部屋36,900円(3人利用で+5,000円)。

190404mujihotel_04_
こちらのお部屋には「MUJI BOOKS」セレクトの書籍が本棚にずらりと並べられていました。本当にお家のような空間で、おでかけするのも忘れて室内でゆったり過ごしたくなります。

190404mujihotel_04
190404mujihotel_05
このほか全79室の客室は、2段ベッドの部屋、4名で宿泊できる部屋など、様々なシーンに対応した宿泊スペースが9タイプ用意されています。

ちなみに、客室に備わっている無印良品アメニティーの多くは、下の売場フロアで購入が可能だそう。使ってみないと分からないものも、使い心地を試してから購入できるなんて嬉しいですよね!
190404mujihotel_06_
ホテルの共用部分にもこだわりが詰まっています。
インパクトのあるエントランスの石壁には、100年以上前に東京を走っていた路面電車の敷石を使用したり、レストランの壁には古い船の鉄板を利用したりと、時間が作り出す風合いの豊かさを演出しています。

空間のほかにもランニングウェアの貸出など宿泊者に寄り添う心地よい多様なサービスが用意されているそう!
まさにシンプルでいて丁寧、そして上質であるという無印良品のコンセプトそのもので、“感じ良いくらし”を体現したホテルとなっていました。

またMUJI HOTEL GINZAはハイシーズンやオフシーズンに伴って価格を変動させることはなく、いつでも同じ部屋を同じ価格で提供しているそう。
予約は公式ページからのみとなっていますが、3ヶ月先までは予約でほぼ満室だそうなので、気になる方はお早めにチェックしてくださいね。

ビジターも利用OKのレストランやSalon も素敵!

ホテルのエントランスがある6階にはホテルのレストランや良品計画によるデザイン文化の発信基地ATELIER MUJI GINZAが広がっており、ATELIER MUJI GINZAには宿泊者以外の方も利用可能なSalonもあります。
190404mujihotel_06
ホテルのレストラン「WA」。こちらも木を基調としたぬくもりのある空間が素敵です。

190404mujihotel_07
このレストランでは3ヶ月ごとに地方を限定し、その土地の素材を使った郷土料理を提供するそう。第一回目は「大分」からスタート!その時々にとって地域の旬の料理が楽しめるのは嬉しいですよね。

190404mujihotel_08
ATELIER MUJI GINZAの一角10時〜26時まで利用できる「Salon」では、オブスキュラ コーヒー ロースターズの豆を使ったコーヒーやこだわりのお酒も楽しめます。樹齢400年という楠のバーカウンターは壮観で、ゆったりと心地よい時間が過ごせそう!
カウンターの向かいにはデザイン関連の書籍を集めた「Library」が併設されています。ソファやチェアが本棚の間にも設置されているので、くつろぎながら閲覧することができます。

190404mujihotel_09
Salonの奥にあるラウンジには、インテリアデザイナーで名作椅子コレクターとして知られる永井敬二氏のコレクションがずらり。実際に座ることも可能ですので、インテリア好きのみなさん必見です!

190404mujihotel_10
二つのギャラリーもお見逃しなく。1年間、共通テーマで常設展示を行うGallery1では『「変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”展」―永井敬二コレクションよりー』が現在開催中です。エンツォ・マーリの歴史的デザインの数々が浮遊するようにディスプレイされているのがおもしろいです!

190404mujihotel_11
190404mujihotel_12
3ヶ月ごとに展示内容が入れ替わるGallery2では「言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト展」が開催中。さまざまな職業の人々に「デザインは( )」という質問を投げかけ、その答えとなる言葉の数々が、花のように浮遊して展示されています。103のゆらゆらと揺れる言葉は圧巻ですよ!

ホテルはもちろん、サロンやギャラリーなど無印良品の世界観をこれまでにない形で楽しめる設備がたくさんあり、とても楽しめました。東京に住んでいるのでなかなかタイミングは少ないですが、わたしも一度ホテルに泊まってみたいな〜!

    MUJI HOTEL GINZA

    住所:東京都中央区銀座3-3-5
    宿泊予約: MUJI HOTEL公式ウェブサイトでのみ受付。
    価格:14,900円~55,900円(税、サービス料込み)※部屋タイプによって異なる。
    TEL: 03-3538-6101
    URL: https://hotel.muji.com/ginza/ja/

    レストラン「WA」
    時間:朝食 7:00~10:00(9:30 LO)、昼食 11:30~15:30(15:00 LO)、夕食 17:30~22:30(22:00 LO)
    Salon 時間:10:00〜26:00(25:30 LO)
    ATLIER MUJI GINZA 時間:10:00〜21:00 入場無料

ホテルだけじゃない。銀座店だけで楽しめるお買い物やレストランも!

ここまでホテルについてご紹介してきましたが、同時オープンした地下1階のレストラン「MUJI Diner」と、1〜5階の無印良品の売場にも注目です。昨年末に閉店した、「無印良品 有楽町」の移転という形でオープンした銀座店ですが、これまでにない最大規模の売場となっており、まだ銀座店にしかない商品やサービスも多数あるんです。いくつかピックアップしてご紹介します!

無印良品で「食」を楽しむ

無印良品 銀座で特にほかの店舗と異なる点は「食」に関する商品・サービスが新たに多数増えているところです!
190404mujihotel_13
190404mujihotel_14
地下1階にはレストラン「MUJI Diner」がオープン。「素の食」「楽しむ」「伝統」「おすそわけ」をテーマに、野菜を中心に旬の魚介や肉料理、ジビエなどを使った一品料理を楽しむことができます。作りたての豆腐を提供する工房も設置されていて、フロアにはとてもいい香りが漂っていました〜!

190404mujihotel_15
1階にはこちらも初となる「ベーカリー」が登場。焼きたてのパンのいい匂いが広がっていました…!素材にこだわった自家製パンを販売しており、コーヒーと一緒にイートイン出来るスペースもあるそう。

MUJI Dinerとベーカリーは朝7時半から営業しているので、周辺で働くみなさんや観光で来た方々が朝食を食べる場所として活用できます。

190404mujihotel_16
大型店コンテンツとしてトライアルスタートした、「ブレンドティー工房」も必見です。

190404mujihotel_17
飲むシーンやその日の気分に合わせて32種のレシピからその場でお茶をブレンド、購入することができます。紙缶やギフト缶もあるのでプレゼントにも喜ばれそうです!

190404mujihotel_18
こちらもまたまた初!無印良品のお弁当が登場しました。素材を生かしたシンプルな原材料と、化学調味料不使用のお弁当。安心・安全に食べることができるのは嬉しいですよね!

190404mujihotel_19
日替わり和食弁当をはじめ、世界のローカルごはんやカレー、サラダなど種類も豊富です。わたしも早速食べてみましたが、優しい味わいで食材の味が引き立っていてとっても美味しかったですよ。
日替わり弁当は一部地域でお届けサービスも実施しているそうなので、気になる方は要チェック!

190404mujihotel_20
1階ではこのほか、産地直送の新鮮青果を販売するマルシェのような売り場や、季節のフレッシュジュースを楽しめるジューススタンドなど、これまでの無印良品にない食のコンテンツが盛りだくさんとなっていました。
どれも地域とのつながりが感じられ、安心・安全へのこだわりが詰まったものばかりなので、私たちも気持ち良く利用できると感じました!

圧倒的なボリュームの売場も見逃せません!

2階〜5階は無印良品の売場となっていますが、世界最大規模の売場は陳列のボリューム感が他の店舗とは違うと思いますので、ぜひ立ち寄って行ってみてください。
190404mujihotel_21
190404mujihotel_22
190404mujihotel_23
いかがですか?なかなか写真だけでは伝わりにくいかと思いますが、ずらりと商品が並ぶ陳列は壮観です!ふらりと売場を歩くだけでもとても楽しめました。まだまだご紹介したい売場が沢山ありますが、他のコーナーは是非実際に足を運んで見てみてくださいね。

190404mujihotel_24_
190404mujihotel_24
陳列が凄いだけでなく、「MUJI BOOKS」のコーナーではコーヒーを飲みながらゆっくりくつろげるスペースがあったり、

190404mujihotel_25
インテリアコーディネートの相談や整理収納訪問サービスの相談ができる「MUJI SUPPORT」があったりと、様々なサービスが充実していました。

無印良品好きのみなさんはもちろん、今まであまり利用したことのないみなさんも楽しめる店舗だと思いますので、気になった方は是非足を運んでみてください〜!

190404mujihotel_26
最後に、売場で発見したお土産にぴったりな商品をご紹介します!
2019年4月24日から限定204店舗で販売される、おみやげ巾着2種と、おみやげ缶6種が銀座店で先行販売されています。昔ながらのおやつや、お茶、調味料など、日本の暮らしになじみのあるものをセレクトし、巾着とブリキ缶に詰めて手軽に渡せるおみやげに仕立てているそう。

190404mujihotel_27
わたしはブリキ缶に入ったおみやげ缶を買ってみました。「醤」の缶には魚型の醤油、「菓」にはあずきとれん乳のクッキーが入っています。銀座の地図がプリントされた巾着やシンプルな漢字がデザインされた缶は海外の方にも喜ばれそう。ありそうでなかった、さすが無印!なおしゃれなお土産じゃないでしょうか?

190404mujihotel_28
いかがでしたか?無印良品 銀座は、日本初となるMUJI HOTELが入っているだけでなく、レストランや売場も充実したこれまでにない店舗となっています。
銀座駅、銀座一丁目駅、有楽町駅からもすぐアクセスできる便利な場所にありますので、気になった方は是非一度足を運んでみてくださいね〜!

    無印良品 銀座

    住所:東京都中央区銀座3-3-5
    TEL:03-3538-1311 
    アクセス:
    東京メトロ丸ノ内線・銀座線・日比谷線「銀座」駅C8出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅4番出口より徒歩3分、JR山手線「有楽町」駅中央口より徒歩5分

    1〜6階売場 時間:10:00~21:00 

    MUJI Diner 時間:7:30〜22:00 (LO 21:30) 

    ベーカリー 時間:7:30~21:00 

    MUJI HOTEL GINZA

    宿泊予約: MUJI HOTEL公式ウェブサイトでのみ受付。
    価格:14,900円~55,900円(税、サービス料込み)※部屋タイプによって異なる。
    TEL: 03-3538-6101
    URL: https://hotel.muji.com/ginza/ja/