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週末読みたい本『アイスの旅』

週末読みたい本『アイスの旅』

こんにちは、箱庭キュレーターのカナコです。
7月も半ばになり、ムシムシする日が続きますね〜。
今日は、この季節にぴったりの、読むだけで涼しい気分になれる一冊をご紹介します。

甲斐みのりさんがセレクトした、全国のアイスコレクション

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今回ご紹介するのは、旅、散歩、お菓子、手土産、建築などをテーマに執筆活動を行う文筆家・甲斐みのりさんによる『アイスの旅』。
子供の頃、クリーム類が食べられず、クリスマスにアイスケーキを買ってもらっていたことから、アイスに特別な思いを抱いているという甲斐さん。
そんな甲斐さんが、小さい頃から親しんでいたり、旅先で出会ったりしたというアイスが約200点掲載されています。どれも、その土地に根付いた、土地柄や店主の人柄がにじみ出ているものばかりです。
小さい頃に食べたものや、地元ではお馴染みのものなど、みなさんの懐かしの味も見つかるかもしれませんよ〜。

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大阪府の「北極アイスキャンデー」は、終戦直後の物資が乏しい時代に女性や子供たちに甘いものを食べて欲しいとの思いから生まれた歴史ある商品です。
昔ながらの味わいあるフォントやイラストが目を引きますね。1つ1つ個性が光る、素敵なパッケージが多いのも全国のローカルなアイスならではです。

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ご当地のお土産として有名な栃木県「レモン牛乳」や山梨県「桔梗信玄餅」もアイスになっていますよ。人気の商品をアイスでも楽しめるなんて嬉しいですね!

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東京からも、アイスの名店が紹介されています。
「資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ」のバニラアイスクリームは、明治35年から受け継がれているそう。材料やレシピにこだわり、手間と時間を一番かけるメニューなんだとか。アイスに込められた思いを感じながら食べてみたいですね。

愛らしいご当地アイスを訪ねる旅

甲斐さんが実際に、青森と福島を訪ねた「アイスの旅」も掲載。
1つ1つのアイスの裏側に込められたストーリーが丁寧に描かれています。

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青森県十和田市で、春の訪れと共に姿を現す「屋台アイス」。売り子がリヤカーでまちなかに現れ、バニラ、いちご、ソーダなどカラフルなフレーバーを盛り付けるアイスで大人気です。
昔は何十人もいた売り子も、今では十数人になってしまったそう。
店主の高齢化や人口減少で、いつまで続くか分からないお店も多いという今だからこそ、このようなローカルな文化に目を向けてみませんか。

お店によって違う、アイスの魅力がたっぷり!

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コーンってこんなに種類があったのか、と驚きますよね。国内シェア7割を誇るソフトクリームの総合メーカー「日世」は現在20種ものコーンを販売しています。コーンには、生地を金型に流し込んで作るレギュラーコーンと、煎餅状に焼いた生地を巻いて作るワッフルコーンに分かれるんだとか。ページ左上の昔ながらの平底型コーンは今でもトップの売り上げです。円錐型コーンもクリームを受ける形などが変化しており、コーンの進化が感じられますよ。

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お店の看板やアイスの袋やカップなどには、色々なレトロなロゴがあふれています。
アイスの味やお店の方の人柄はもちろんですが、このようなグラフィックもアイスをより魅力的にしているんですね!

夏にぴったりの『アイスの旅』。読むだけでは、物足りなくなってくるかもしれません。
食べてみたいな〜と思ったら、アイスの旅に出かけてみたり、お取り寄せしてみたりと、楽しみ方も広がりますよ〜。

アイスの旅

著者:甲斐みのり
税抜価格: 1600円
発行日:2019年6月7日
発行:グラフィック社
A5変形・並製・128ページ(オールカラー)
ISBN-10:4766132777
ISBN-13:978-4766132779
URL:http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=39190

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