LIFE 暮らしを楽しむグッドな情報
週末読みたい本『ウィーンこだわり旅ブック』

こんにちは。haconiwa編集部 moです。
今回ご紹介する週末読みたい本は『ウィーンこだわり旅ブック』です。
クラシックやオペラだけじゃない! ウィーンの「今」がわかる、とっておきのガイドブック。
本書は、グラフィックデザイン、ブランディング、イベントプロデュースなどで活躍するリドルデザインバンクの塚本太朗さんが、ウィーンのおすすめスポットを紹介するガイドブックです。オーストリアの首都・ウィーンといえばクラシックやオペラの印象が強い街ですが、本書では“こだわり旅ブック”と題されている通り通常のガイドブックでは解説されていないようなこだわりのスポットが満載なんです。
クリエイター目線で選び抜かれたウィーンの「今」は、きっとhaconiwa読者の皆さんもグッとくるポイントがたくさんあるはずです!読み応えたっぷりの内容となっていますので、今日は中身を少しだけピックアップしてご紹介したいと思います。
建築探訪から、おうち訪問まで! 暮らすように旅をする。
本書のはじめに紹介されているのは、名建築の数々。ウィーンを代表する名建築・フンデルトヴァッサーハウスや、クリムトやシーレが間近で見られる美術館など、何度もウィーンに通う塚本さんがこだわり抜いて選んだ見所たっぷりのユニークな建築ばかりです。
本書を読み進めて特におもしろいなぁと感じたのは、ウィーンでの会社訪問やお宅訪問まで紹介されていること!通常のガイドブックではあまり見たことのない内容で、とても興味深いです。
ちなみにこちらのページはウィーンの有名な帽子屋さん・ミュールバウアーの工房を訪れた時の様子だそうですよ。
ウィーンで暮らす人々へのお宅訪問も。閑静な住宅街の住まいやウィーンでの一人暮らしなど、普段観光で行くだけでは知り得ない、人々のいつもの暮らしを垣間見ることができます。
著者の塚本さんは「暮らすように旅をする」を裏テーマに街歩きをしたそう。そのテーマの通り、ウィーンの人々の暮らしを間近に感じられる、あたたかな雰囲気のあるガイドブックだと感じました。
おすすめのカフェやレストラン、雑貨ショップもたっぷり紹介。
めずらしい街案内ばかりではなく、旅行で楽しみな美味しいごはん屋さんやお買い物の情報もたっぷり載っています。
素材にこだわる大人気レストランや、ドナウ運河沿いにある超絶おしゃれなレストラン、
地元の人も足しげく通うセレクトショップなど、何度もウィーンに足を運んでいる塚本さん目線でセレクトされたショップはどれも素敵なものばかり。どこに行こうか迷ってしまいそう〜!
週末に開催される蚤の市の情報もバッチリ紹介されています。読んでいるだけでワクワクしてきてウィーンへ行きたくなってきます。
本書の最後にはホテルの情報や、街歩きに便利なマップや路線図も載っています。持ち運びしやすいサイズのガイドブックなので、旅行にも最適ですよ。
いかがでしたか?これまでにない、暮らしに寄りそったこだわりのウィーンガイドブック。本書と共にウィーンに訪れれば、今までと違ったこだわりたっぷりの旅になるはずです!
まだウィーンに旅行へ行く予定のない方でも楽しめる1冊です。気になった方は是非チェックしてみてくださいね〜!
ウィーンこだわり旅ブック
出版社:産業編集センター
著者:塚本 太朗(Tsukamoto Taro)
判型:B6変型判(182mm×130mm)
価格:本体1,500円+税
発売日:2019年8月20日
ISBN:978-4-86311-235-3
https://www.shc.co.jp/book/11097
NEWS 最新記事
PICK UP
注目記事
EXHIBITION
いまオススメの展示・イベント