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週末読みたい本『菜の辞典』

週末読みたい本『菜の辞典』

こんにちは。haconiwa編集部のきさらちさとです。
今週は、以前「週末読みたい本」でもご紹介した辞典シリーズの最新刊、『菜の辞典』をご紹介します。

旬の時期、選び方、保存方法など、野菜に関する様々な情報を、美しいイラストとともに紹介する一冊。

菜の辞典アーティチョーク

1年中目にする野菜から、ちょっと珍しい野菜まで約180種を、美しいイラストと共に紹介する『菜の辞典』。旬の時期・選び方・保存方法・食べ方・栄養素・効能効果など、野菜に関する様々な情報が端的に掲載されています。「この野菜の旬はいつだろう?」「体を温めたいときにぴったりの野菜は?」など、日々の暮らしのなかで、ふと気になる野菜に関する疑問の答えが詰まった一冊です。

そうした情報が載った本は、どこか専門的で手に取りにくいと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、この『菜の辞典』は、辞典シリーズらしいおしゃれさ、かわいらしさを兼ね備えているのがポイント。デザイン性を楽しみながらページをめくって、自然と野菜の知識を身につけられるんです。

菜の辞典目次
辞典という名の通り、野菜はあいうえお順に掲載されています。この目次も、素敵ですよね!イラストを担当するのは、イラストレーターの川副美紀さん。繊細で美しいイラストが、本書全体を彩っています。

野菜を手にとって、体の一部になるまでの情報をわかりやすく掲載。

野菜の紹介はそれぞれ1ページに収められており、栄養成分とその値や、旬の時期が一目でわかる図を交えながら、情報がわかりやすく端的に示されているのが特徴。イラストが添えられた野菜は、どんな形なのか?どんな色なのか?を見ながら、野菜の知識を深めることができます。

1年中購入できる野菜もありますが、旬の野菜を選ぶことで、身体がその時期に欲している栄養素を効率よく取り入れることができます。まだまだ寒い冬が続くので、冬の野菜を少しだけご紹介しましょう。

菜の辞典白菜
冬といえば鍋!鍋の具材に欠かせない白菜です。
思わず沢山買いすぎてしまった時は、ラップに包んで冷蔵庫で立てておいて置くのがポイントだそう。おなじみの野菜も改めて辞典で見ることで新たな気づきがあります。

菜の辞典芽キャベツ
イラストを一目見て驚いたのが、こちらの芽キャベツ。1株に50個ほどの実を付けるのだとか!普段スーパーで売られている状態とは違う様子がわかるのも、辞典ならではですね。

菜の辞典小豆
こちらは、小豆のページ。沢山の栄養素があることが図を見てわかります。小豆を使ったぜんざいやお汁粉などは、お正月に食べたい一品ですよね。おいしくて、栄養価も高いなんて、食べ過ぎに注意です。(笑)

「野菜の花言葉」や「からだを癒す野菜」など、プラスアルファの情報にも注目!

菜の辞典花言葉
それぞれの野菜紹介ページ以外にも、プラスアルファでちょっとした情報が載っているもの嬉しいポイント。ページの合間には、「野菜の花言葉」が記載されています。普段あまり見ることの無い野菜のお花ですが、やさしいイラストと共に知ることができます。

菜の辞典食べたい野菜
辞典の後方ページには、「からだを癒す野菜」として症状別に食べたい野菜がまとめられています。この時期の悩みである冷え性や、空気が乾燥することでどうしても風邪をひきやすくなってしまう冬に食べたい野菜が、とてもわかりやすく掲載されていますよ。

菜の辞典ベジブロス
最後には、野菜を無駄なく使い、健康的で美味しい野菜だし「ベジブロス」の作り方を紹介するページも。野菜がちょっと苦手な方にも、ベジブロスを料理に使えば、おいしく食べて栄養素をたっぷり取ることができますね。こんな料理に使うのがおすすめ!というレシピも掲載されており、どれも試してみたくなります!

ギフトにもおすすめ!

菜の辞典裏表紙
コンパクトなサイズ感も可愛らしい『菜の辞典』。カバーを外すと、野菜のイラストがちりばめられていて、まるで包装紙のよう。こうしたところのデザインが素敵なのも、グッときます。

パラパラめくるだけでも美しくて楽しいうえに、実用性もとても高い一冊なので、自分用以外にもプレゼントとしても喜ばれそう。是非チェックしてみてくださいね~。

菜の辞典

著:長井史枝
絵:川副美紀
価格:¥1,650(税込)
仕様:A6判/上製/320p/オールカラー
ISBN:978-4-8441-3761-0
URL:http://www.raichosha.co.jp/book/photo/ph113.html

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