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福島・郡山の旅vol.1|人々が自然と集い、新たな交流を生むサードプレイス「Blue Bird apartment.」

福島・郡山の旅vol.1|人々が自然と集い、新たな交流を生むサードプレイス「Blue Bird apartment.」

こんにちは、シオリです。
また、新たなところを旅してきました。行き先は、福島県の郡山市。東京駅から新幹線で約80分、福島県のちょうど真ん中あたりにある街です。

東北の主要都市の一つでもある郡山ですが、中心地を離れれば豊かな自然が待っています。そんな環境を活かし、その土地ならではの食や文化を作っていこうという面白い人がたくさん活躍しているんです。

磐梯熱海温泉や猪苗代湖などの長年親しまれてきた観光地もありながら、この街から個性を発揮する方々の活動にも触れることができる郡山。私は今回初めて訪れたのですが、魅力がたっぷりで、一度の滞在だけでは足りないと思ってしまうほど!駆け足で堪能してきた郡山の魅力を、全3回に渡ってご紹介していきたいと思います。

第一回目の今回ご紹介するのは、郡山の街を盛り上げていく中心的な人が集まる、昨年2019年にできたばかりのスポットです。

築45年の元美容室だったビルをリノベーションして誕生。

Blue Bird apartment.
郡山駅から徒歩10分ほどのところにある4階建のビルが、今回ご紹介する「Blue Bird apartment.」。もともと美容室だったという築45年のビルをフルリノベーションし、2019年2月1日にグランドオープンしました。

デザイン会社・ヘルベチカデザイン代表の佐藤哲也さんが様々な自治体のまちづくりに携わるなかで、ご自身の地元でも何かできないかと考え、2018年6月に一般社団法人ブルーバードを立ち上げます。郡山の街づくりをデザインからアプローチする活動の一環で、新しいコミュニケーションを生み出す場として作られたのがBlue Bird apartment.です。

今回は、佐藤さんに施設内を案内していただきました。

Blue Bird apartment.
まず、入り口の様子を見る限りでは「素敵なカフェがあるな〜」という印象。でも、実は4階建のビルの各階でそれぞれの機能を持ち、相互が関わり合う施設となっているBlue Bird apartment.。一体どんな場所になっているのでしょうか?早速、ご紹介していきたいと思います。

1階はブルーバードアパートメントの住人と、地域の方達が集う喫茶室。

Blue Bird apartment.
1階にあるのは、美味しいコーヒーやフードメニューを楽しめ、本や文房具も販売するカフェ。シンプルなインテリアで、ゆったり落ち着く空間が魅力です。地元食材を中心としながらも、県内外に捉われず全国にある“日本のおいしい”をテーマに、ちょっとした休憩に良さそうなドリンクやこだわりのフードメニューを提供。お仕事している方がランチで利用したり、地域のおばあちゃんたちがお茶しに来たりと、様々な方が集まる場所になっているんです。

Blue Bird apartment.

Blue Bird apartment.
コーヒーは、静岡のコーヒーファクトリー&直売所「IFNi ROASTING & CO.」とコラボ。少し深めのローストと味の中腹に感じる程良い酸味が絶妙なブルーバードオリジナルハウスブレンドが楽しめます。

Blue Bird apartment.
ランチメニューで人気なのは、「季節野菜のスープとパンのランチプレート」。私が訪れた日のスープは、会津さつまいもの豆乳クラムチャウダーでした。あっさりしながらも、しっかりと旨味を感じられる味わいに、冷えた体が温まります。

スープに添えられたパンは、郡山で長年親しまれ、ご当地グルメのクリームボックスでも人気の「大友パン店」がこちらのカフェのために作るパンです。スープとの相性が抜群でした!

Blue Bird apartment.
福島市にある超人気カレー店「curry diningbar 笑夢」が、Blue Bird apartment.(通称ブルバ)のために開発したカレーも楽しめます。この日は「ブルババターチキンカレー&ポークチリキーマ」の2色がけ!甘さのあるバターチキンと、ピリッと辛いキーマのバランスが最高でした。

「家と会社の間で毎日でも立ち寄れるサードプレイスを作りたい」という思いから、メニューが毎月変わるというこちらのカフェ。新しいメニューは、随時インスタグラムでアップされていますよ。

Blue Bird apartment.

Blue Bird apartment.

特にドリンクとスイーツは、見た目が可愛くてうっとり。気になるメニューがアップされたら、食べ逃さないように早めに遊びに行きましょう!

フードやドリンク以外にも、様々なモノコトに出会える場

Blue Bird apartment.
ただお腹を満たせるだけではなく、いろんな出会いがあるこちらのカフェ。壁の棚にずらっと並ぶのは、フランスのパリを拠点とするステーショナリーブランド「PAPIER TIGRE (パピエ ティグル)」の文房具です。

Blue Bird apartment.
ビーカーに入ったカラフルなペンたちは、PAPIER TIGREならではの色味がめちゃくちゃかわいい!カフェのインテリアとしても空間を彩っています。IFNi ROASTING & CO.のコーヒーアイテムも並んでいるので、文房具と組み合わせてギフトにしても良さそうですね。

Blue Bird apartment.
そして、注目したいのはカフェの奥に設置されている本棚。街中あった小さな書店がどんどん消えてしまっているので少しでも本に触れるきっかけを作りたいと思い「まちの本棚」として展開しています。絵本から文学、デザインや暮らしに至るまで様々なジャンルから選書されたものが並びます。

通常カフェで本を販売する際はカフェ側で買取されることが多いのですが、ここにある本は地元の書店のPOPUPストアというかたちをとっているため、売れていない本があれば別の本と差し替えることも可能で、様々なイベントや企画により1,000冊の本が全て入れ替わるという機能性に溢れたプロジェクトになっています。来るたびに新しい本に出会えるのは嬉しいですよね。

このように、ひとつひとつがどこかと関わり合っているのがBlue Bird apartment.の特徴。

Blue Bird apartment.
カフェに置かれている家具も、IDEEでセミオーダーしたものだそう。このカフェで過ごして気に入った家具があれば、IDEEで購入できるというわけですね。

ここでお気に入りの家具に出会い、自宅用にも購入すれば、その人とカフェとの関わりが生まれます。このカフェは、そんな出会いからストーリーが生まれる可能性を秘めた場所として、様々なアイデアが詰め込まれているんです。

Blue Bird apartment.
カフェの中にあるひとつひとつのデザインが素敵なことも、遊びに来る方にとっての刺激になります。

Blue Bird apartment.
こちらは、限定数で販売されていた「ブルーバードの栞」。これから訪れるであろう新しい出会いをイメージしたデザインだそう。読書のお供にしたくなりますね!

こうしたデザインは、2階に入っているヘルベチカデザインが担当。私が素敵なデザインに魅了されていると、「本業なのでいろいろ作っちゃいます。」とおっしゃる佐藤さん。自分たちの力を生かしながら、いろんなところとコラボもしていくことは、良い循環が生まれるかたちなんだな〜と感じました。

それぞれが単独でも機能し、相互が関わりあうことで新しい何かが生まれる。

Blue Bird apartment.
2〜4階へは、カフェとは別の入り口から。2階には本施設を運営するヘルベチカデザインのオフィスが。さりげなく書かれたロゴがかっこいい。

Blue Bird apartment.
オフィスのスペースも覗かせていただきました。カフェと同様にシンプルで過ごしやすい空間。ここなら素敵なアイデアが生まれそうです。

Blue Bird apartment.
3階にあるのはCREATOR’S OFFICE、いわゆるシェアオフィス。でもここは、ただスペースを提供するというだけでなく、お互いの仕事をシェアできる関係を生み出すための場所。建築士やカメラマン、学生の活動団体など、様々な分野の方々をあえて集めたそうなんです。

会社という形でなくても、違う分野の仲間たちが同じ場所にいることで、その中でアウトソーシングできる関係づくりを目指します。そうすることで、完全に外注するときには見えない部分、お互い目指すところやその時の忙しさなど状況が分かり、仕事をスムーズに進めることができるというメリットがあるんです。

Blue Bird apartment.
そして、4階はアウトドアブランドの「スノーピークビジネスソリューション」とコラボしたイベントスペースが。スノーピーク製品が置かれていて、ここで様々なイベントが開催されています。窓の外には、もともとあった美容室のランドリースペースだったというテラスもあり、開放感のあるお部屋になっていました。

人が集まる場にスノーピーク製品があることで何が生まれるのか?の実験の場でもあったり、郡山でアウトドアイベントがあれば貸し出したりもしているそう。単なるレンタルスペースにするだけでなく、何か意味を持たせているのはさすがです。

Blue Bird apartment.を作る時に佐藤さんがこだわったことの一つが、カフェやオフィスそれぞれのスペースが、それぞれ単独で企画やマネタイズが成立すること。どこか一つを周りが補わないといけない状況では長く続けてはいけません。ちゃんと一つ一つが機能していることで、相互が関わり合っていけると考えているのだそう。

そうした土台を固める考え方と、様々なアイデアが組み合わさることで、今確実に郡山に新しい風を吹かしているBlue Bird apartment.。今後の広がりも楽しみです……!

郡山を、街歩きができる場所に。

Blue Bird apartment.
今後は近くにゲストハウスを作るなど、“エリアリノベーション”を考えているという佐藤さん。空き家を利用して新しい場所を作ることで街歩きができるようになったり、今あるカフェと連携した企画ができるようになったりすることで、住んでいる人の意識も変わってくる。そんな未来に向けてのお話を聞いていると、郡山がどんどん面白い街になっていくんだろうなとワクワクしました。

みなさんも、郡山に訪れた時には、ぜひBlue Bird apartment.に足を運んでみてくださいね。何か新しい出会いがあるかもしれません。

Blue Bird apartment.
住所:福島県郡山市清水台1-8-15
営業時間:11:00〜19:00
定休日:不定休
TEL:024-954-8744
WEB:http://www.bluba.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/bulebirdapartment/
Instagram:https://www.instagram.com/bluebird_apartment/

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