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肌触り抜群で環境にも優しい。和紙100%のTシャツ「paper」

こんにちは。haconiwaキュレーターのカナコです。
気温が上がり、暑い日も増えてくるこれからの季節。そんなシーズンに大活躍しそうな、サスティナブルでデザインも素敵なTシャツを見つけました。
和紙繊維が生む新感覚の着心地
今回ご紹介する「paper」は、コットンより汗をよく吸い、速乾性や調湿性に優れた和紙素材を使用したTシャツです。環境へのインパクトに配慮し、洗練され機能的なデザインのウエアの開発に日々取り組むSyncs.Design Circulation LABが手がけています。
化学的加工を施さなくても、高い紫外線カット効果を得られたり、菌の増殖を抑えて気になる匂いを防いだりと、天然素材ながら心地よい肌環境を生み出すpaperのTシャツ。これまでにない肌触りと快適性もポイントです。
高い機能性と耐久性を兼ね備えているので、普段着にはもちろん、アクティブに動くときにもおすすめですよ!
約3ヶ月で土に還る。サスティナブルな取り組みにも注目!
paperに使われているのは、多年草であるマニラ麻を原料とした和紙繊維。この繊維は、畑などの農業資材としても使われてもいる、自然に近いものです。耐久性が高く、長い間着ることのできるpaperですが、着古した後は、自分の手で土に還すことが出来るのも特徴の1つ。なんと、プランターなどを使って約3ヶ月という短い期間で土に還るというから驚きです。
実際にこちらのプロジェクトのサンプル品や製造工程で生じた残布は土壌となり、プロジェクトに賛同している大分県の小松台農園にて、ヤギの敷料へと使用されています。ヤギによる里山管理や野菜残渣の処理によって堆肥が作られ、それらを用いて野菜を生産することで、資源循環の一役を担っています。他にもアートや飲食などPaperを通じて様々な業種との循環プロジェクトが進んでいるんだそう。
着ている間のことだけでなく、着終わった後のことも考えられているサスティナブルなデザインシステムは、環境に優しい天然繊維だけを使っているからこそ実現できる素敵な取り組みですよね。
何にでも合わせやすい、シンプルなデザイン。
着心地や環境への配慮だけではなく、デザインやシルエットにもこだわって作られているpaperのTシャツ。パターンにこだわり、切り替えラインや立体的なカッティングを施すことで、シャープなデザインを追求しています。和紙とは思えないような目のしっかりと詰まった上品さや、高い通気性によるエアリーな質感で、ファッショナブルに1枚でも着用可能な仕上がりになっているのも魅力的です。
また、化学染料を使用していないことから、白に近い綺麗なキナリ色となっているpaperのTシャツ。着心地の良さを感じられる、和紙本来の色であるキナリの自然な風合いは、どんなテイストにも合わせやすく仕上がっています。
このシンプルなデザインは、ユニセックスで、世代問わず、人種問わず すべての人にファッションを楽しんで欲しいというメッセージも込められているそうです。化学繊維を使わず天然素材和紙100%で作られているため、お子様も安心して身につけられます。家族みんなで楽しめるのも嬉しいところですね。
さらに天然素材の風合いは、着込むほどに馴染んでいくそう。着れば着るほど、愛着が生まれること間違いなしです。
現在、クラウドファンディングを実施中
paperは5月12日までクラウドファンディングを実施しています。リターンでは、Tシャツをリーズナブルにゲットできますよ。
気になる方はぜひ支援してみてくださいね。
https://www.makuake.com/project/paper
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