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日本の野良着を現代に!風景をつくっていく作業着「SAGYO」。

こんにちは。haconiwa編集部のきさらちさとです。
今日は私も普段から愛用している作業着をご紹介したいと思います。クリエイターさんの中にもこんな作業着を探していた!という方はいらっしゃるかもしれません。
日本人の体型にあった野良着を現代版に。
みなさんは、「野良着(のらぎ)」をご存知でしょうか?簡単に言うと、昭和初期まで農村でよく着られていた農作業用の和服のことです。腰肚(こしはら)の重心がきまる形で、暑さや寒さ、植物のトゲなどから身を守る役割を持ち合わせています。
そんな野良着を現代版にアップデートし、“風景をつくっていく野良着”をコンセプトに活動しているブランドがあります。その名も、「SAGYO」です。実際、私もSAGYOの服を来て稲刈りのワークショップに参加したことがありますが、誰よりも田んぼの風景が似合っていました(笑)。風景をつくっていくとは、こういうことなんだなぁと感じる体験でした。
野良着のラインナップをご紹介!
SAGYOの野良着は全て男女兼用になっています。作業着なので、女性もあえて大きめのものを選んでも良いですし、たっぷりと着こなすのも素敵ですよ。
では早速、野良着のラインナップをご紹介したいと思います!

サイズが調整しやすい和服の形を活かした野袴には、腰帯と腹当てがついています。日本古来の腰帯を締め、丹田(へその少し下あたり)を中心に腰をしっかり安定してくれるので、重いものを持ち上げたりする作業にも最適です。
野袴
価格:¥12,650(税込)
種類:インディゴデニム、厚手綾織 木枯茶

名前の通り、足が180度開く、もんぺです。股の部分に生地の切り替えがあるので、足を開いたときに股がパツンと張ることなく、しゃがんだり立ったりする作業に最適です。ポケットにファスナーがついているもの嬉しい心遣い。日常生活ではお掃除をするときにも活躍しそうですね。
もんぺひらく
価格:¥10,450~¥11,550(税込)※種類によって異なります。
種類:”八重蔵さんの綾織” 生成、7ozデニム 細縞、半々 灰、半々 黒、

ダボシャツという名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。祭の時期の作業着や見物着として庶民に愛されたダボシャツを、休息着としてアップデートしたのがこの「ダボ長丈」です。女性も着やすい”長丈”は、中綿入りの腰紐付き。ウエストマークしてもお腹に圧迫感を感じにくい工夫がされています。着脱しやすいスナップボタンで、ポケットが両サイドについているところが、リラックス着には最適です。男性の方で、研究室コートのように着こなしている方もいるのだとか!こちらは短い丈の「ダボ」バージョンもありますので、チェックしてみてくださいね。
ダボ長丈
価格:¥12,100~\16,550(税込)※種類によって異なります。
種類:八重蔵さんの綾織、サッカー細縞 白×赤、サッカー細縞 白×紺、伸縮平織 黒×白、伸縮平

こちらは、作業着のまま街や客先に出る際にさっと着られる羽織です。ハードな作業から打ち合わせや外出にスムーズに移行できる汚れ隠しの羽織でもあり、オフィスワークから屋外の打ち合わせに移行できる埃避けの羽織でもあるというのがコンセプト。嬉しいのが左腕、両脇、胸元、内側にポケットがついていることころ!これさえ羽織れば、手ぶらで移動できる工夫がしてあり、作業着にピッタリですね。
伊達羽織
価格:¥12,100~\14,300(税込)※種類によって異なります。
種類:薄手 灰水色、サッカー細縞 白×赤、サッカー細縞 白×紺、”八重蔵さんの綾織” 生成、新デニム インディゴ、半々、小豆、焦茶、亜麻色
トレンドよりもアップデート。
「SAGYO」はファッションというより、あくまでも作業着を軸足にして商品開発を行っています。実際に農作業で使用したり、使ってもらったフィードバッグを受けたりして、アップデートしているのだそう。使用している生地も、作業着として手に取りやすい価格に抑えるために端数の反物を選んだり、実店舗を持たずに運営をしたりしているのだとか!購入はオンラインショップや、クラウドファンディングでの事前販売、全国各地でポップアップショップなどを開催している時があるので、SNSなどをご確認ください。
家庭菜園や日常のちょっとした作業から、畑仕事や重労働の作業まで幅広く使える「SAGYO」の野良着を是非チェックしてみてくださいね~。
SAGYO
オンラインショップ:https://shop.sagyo.jp/
インスタグラム:@s_a_g_y_o
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