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週末読みたい本『やきものの教科書』

週末読みたい本『やきものの教科書』

こんにちは、haconiwaキュレーターのカナコです。
今週は、器の種類や楽しみ方から、技法、産地など、やきものに関するあらゆる知識が詰まった永久保存版の一冊『やきものの教科書』をご紹介します。

知っているようで知らない、器の基礎知識

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本書は、器好きの方にはもちろん、気になっているけれど詳しいことはよく分からない、という初心者さんへの入門書としてもぴったり。豊富な器の写真とともに、様々な知識が掲載されているんです。

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器の名称や装飾、釉薬の種類といった基本的な知識もとても丁寧に紹介されています。いい器選びのポイントなどすぐに生活に役立てられそうな情報も知ることが出来ますよ。
基礎知識を深められれば、お店で器を選ぶときはもちろん、美術館などで器を鑑賞する時も見方が変わりそうですね!

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器のことがよく分かれば、料理や飲み物によって器を使い分けることもできるのではないでしょうか。ビールやワインを飲むときに焼き物を使うイメージはあまりありませんでしたが、実際にはビールやワインに合わせた酒器も作られているそうです。お酒の種類に合わせて、丁寧に作られた手に馴染むやきものを使うことで、いつもよりも美味しく味わえるかもしれません。

多彩な技法が丸わかり

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器を「使う」ことだけでなく、「作る」ことにも注目しています。成形や素焼き、釉掛け、本焼きといった工程ごとに様々な装飾を施せるのもやきものの魅力の1つです。本書では、40以上もの技法が紹介されており、制作工程や道具とともに丁寧に解説されています。お気に入りの器がどのような技法で作られているのか、ぜひじっくり読んでみてください。

産地ごとの違いにも注目

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旅行先で名産品のやきものを買うのが楽しみ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 本書では、日本全国の産地で、それぞれ独自に発達した焼き物についても、たっぷり紹介されていますよ。定番のものから、あまり耳慣れないものまで、各地の文化や暮らしに欠かせない素敵なやきものが、その歴史や特徴と共に詳細に語られています。

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例えば、石川県金沢市などで作られている九谷焼は、その始まりとされている江戸時代から、特徴的な豪華絢爛さは変わっておらず、当時の加賀百万石の繁栄の象徴とも言えるそうです。さらに、江戸前期に作られていたという「古九谷」は未だに出生が謎に包まれており、そのミステリアスさが古陶磁ファンを魅了してやまないんだとか……。やきものにまつわる知識を知れば、今までとは違った楽しみ方が出来るのではないでしょうか。
名前は聞いたことがあるけれど、実はどういうやきものか知らなかった、というものもあるかもしれません。本書を読んで、理解を深めれば、旅行先で器を見るのがもっと楽しくなること間違いなしです!

さらに器を知るためのコラムも充実

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器についてより深く詳しく知るためのコラムやQ&Aコーナーも充実しています。焼成の種類や絵付け方法の違いといった本格的な知識から、やきものの名前の由来といった素朴な疑問まで、分かりやすく解説されています。巻末には用語集も掲載されているので、本書を読んでいる途中に、わからない言葉が出てきてもすぐに調べられますよ。

器のことを知れば、毎日の食器選びが楽しくなったり、美術館や旅行に行く楽しみが増えたりと、暮らしがもっと豊かになるかもしれません。気になる方はぜひお手に取ってみてくださいね〜。

やきものの教科書 基礎知識から陶芸技法.・全国産地情報まで

編集:陶工房編集部
出版:誠文堂新光社
税込価格:2,530円
発売日:2020年04月13日
ISBN:978-4-416-62006-9
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/art/40314/

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