OMIYAGE CLIP かわいいお土産
タコや小魚の姿がそのままおせんべいに!伝統を受け継ぐ香川・象屋元蔵の「おととせんべい」

こんにちは、haconiwaキュレーターのカナコです。
haconiwaメンバーが全国各地で見つけた47都道府県のすてきなおみやげを紹介していく「おみやげクリップ」。今回は香川県のおみやげ「おととせんべい」をご紹介します。
瀬戸内の文化を継承し、昔ながらの製法で生まれた味
古くから自然に恵まれ、海の幸や山の幸が豊富な、瀬戸内海沿岸地域。この地では、大正時代から、身近にあった小魚やエビといった海の幸を、姿のままに使い、おせんべいにする文化がありました。
今回ご紹介する「おととせんべい」は、その伝統を受け継ぎ、昔ながらの製法で作られたおせんべい。市場で仕入れた旬の魚を、一尾ずつ丁寧に下ごしらえし、生地と共に一枚一枚手で焼きあげられているんです。
旬の海の幸をそのまま使った、キュートな見た目のおせんべい
エビやタコ、小魚など、そのままの姿があしらわれた見た目が目を引く、おととせんべい。
並べてみると、海の幸尽くしでとっても華やか。まるで魚たちが海の中で泳いでいるようにも見えてきます。1枚1枚がアート作品のようでもあり、なんだか食べるのがもったいなく感じてしまうキュートさです。
近くで見ると、魚の美しさが際立ちます。普段なかなかじっくり見ることはありませんでしたが、改めて見てみると、その色やなめらかな曲線がとても愛らしいです。
素材を活かすために、とても薄いおせんべいになっていますが、その分豊かで濃厚な風味が味わえます。パリパリとした食感もクセになりますよ。
エビのまわりだけ茶色くなっているのは、焼いた際にえびみそが溶け出すためだそう。芳醇な香りが滲み出て、魚介の旨味をより感じる風味豊かなおせんべいに仕上がっています。
タコや小魚など他のお味も、種類ごとに違う味わいが楽しめて、クセになる美味しさ。あっさりとした塩気もたまりません。あおさの香りと共に、海の幸を感じてみませんか?
しっかりとした箱に入っているので、手土産にもぴったりなおととせんべい。シーンを選ばず使いやすい、シンプルなデザインなのも嬉しいですね。
香川県内の直営店や販売店のほか、都内のアンテナショップ、オンラインショップなどでも購入できますよ。ぜひ、おせんべいで旬の海の幸を満喫してみませんか?
おととせんべい 詰め合わせ(ろ)10枚入り
価格:2160円(税込)
内容量:10枚入り
種類:大判たこ(1枚)、大判季節の魚(1枚)、小判季節の魚(4枚)、小判えび(4枚)
販売:象屋元蔵
HP:https://www.ototosenbei.com/order/
(様々な理由により魚介類の漁獲量が減り続けているため、北海道、滋賀県産のわかさぎ、和歌山県産のあゆなど、瀬戸内産以外の小魚も使用しています。また、えびが獲れない時期や、せんべいに焼くには大きい時期には、自社製造の冷凍えび、または半身にしたえびを使う場合がありますのでご了承下さい。)
OTHER SERIES POST この連載のその他記事
NEWS 最新記事
PICK UP
注目記事
EXHIBITION
いまオススメの展示・イベント