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三猿がかわいい!まるで「食べる彫刻」と呼ばれる栃木・日光みしまやの「日光人形焼き」

こんにちは。haconiwaキュレーターのモリサワジュンコです。
haconiwaメンバーが全国各地で見つけた47都道府県のすてきなおみやげを紹介していく「おみやげクリップ」。今回は栃木県日光市のおみやげ「日光人形焼き」をご紹介します。
日光らしいモチーフが詰まった人形焼。
「日光人形焼き」は、世界遺産「日光の社寺」などにもつながる日光街道沿の「みしまや」で手作り・販売されている人形焼き。創業昭和25年の4代続く伝統工芸日光彫製造を営みながら、2013年に「日光人形焼きみしまや」を開業されたそうです。
まるで「食べる彫刻」と呼ばれる、こだわりの型づくり
詰め合わせのスタイリッシュな箱を開けてみると、日光にちなんだモチーフの人形焼きがずらりと並んでいます。
4代目のご主人は美術大学で彫刻を学んだ経歴もあり、焼き型のための原型造りからご自身で始められたそうです。
「食べる彫刻」と呼ばれるのも納得!つい、食べる前にじっくり魅入ってしまいますね。
ひとつひとつに注目!素材を探求した立体の人形焼き
それでは気なる中身をみていきましょう。こちらは「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿。いわずと知れた日光東照宮の神厩舎・三猿の彫刻がモチーフになっています。修学旅行生からご年配の方まで幅広い年代に人気なんだそうです。
360°コロンとした立体の人形焼きは、めずらしいですよね!
さらりとしたなめらかな餡と、ふんわりした皮がとてもマッチしていて、やさしい味と食感。そのひみつは、すべて国産の素材を何度も何度も試行錯誤の上、厳選していったご店主の探求心。
生地は、北海道産の小麦、地元栃木の「磨宝卵(まほうらん)」と名付けられた甘味とコクのある卵、尾瀬のはちみつ、広島産のもち米飴などを使用。
あんこは、北海道上川産あずきと、あずきの風味を最大限に引立てるのに最適な白ザラ糖を組合せています。
型作りのみならず、素材にも納得いくまで心を込めてひとつひとつ作られていることが想像できますよね。
ちょうど箱の中央に入っているのは、東照宮の「陽明門(ようめいもん)」。もちろん立体です!見れば見るほど、食べるのがもったいないくらい細部まで丁寧に作られていますよね。
こちらは、国宝の「眠り猫」がモチーフ。うたた寝をする様子がかわいい!
薬師堂の天井画の「鳴き龍」。
箱の両脇に入っていましたが、よくみると2種類ありました!
ひとつひとつが細部まで丁寧に作られているので、「詰め合せ」は種類を目でも楽しむことができ、きっとおみやげにして喜ばれること間違いなし!ですね。ちなみに甘味の中にほんのり風味がただよう「山椒入り」もあります。
お気に入りのモチーフを選んで購入することも!
店頭では、「三猿」と「椿」を、バラやセットで購入することもできます!お店におじゃました時も、「どの猿にしようかな~」とショーウインドウの前で、あれこれ悩んでお気に入りの猿を3つの中から選んでテイクアウトをされているお客さんもいましたよ。
私は詰め合わせのほかに、三猿セットもお願いしてみました。ちょっとしたおみやげにもいいですよね。
お店の雰囲気や包み紙もステキ!
購入したものはステキに包装してくださいました!大胆なデザインがかわいい。
店主と奥様。このやさしい笑顔から伝わるお人柄が、「日光人形焼き」にそのまま表れているかのよう。
お店の雰囲気もとてもステキで落ち着きます。
日光の伝統と名所から生まれた「日光人形焼き」いかがでしたか?
今回ご紹介した「日光人形焼き」は、東武日光駅から徒歩7分、JR日光駅から徒歩8分のこちらの店舗で販売しています。東照宮に向かう途中にあるので、散策しながらお店を訪れてみてはいかがでしょうか?
日光人形焼き
価格(すべて税別)
詰め合わせ:1400円、三猿と椿:640円、三猿1個:140円、椿1個:110円
販売店:みしまや
WEB:https://www.nikko-n.com/
〒321-1405日光市石屋町440
営業時間:9:00〜17:00(毎週木曜定休)
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