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“青森ヒバ”の特性を活かしたプロダクトを発信。ショップ『Cul de Sac-JAPON』へ行ってきました!

こんにちは。haconiwa編集部 モリサワです。
新生活や環境の変化などで、そろそろストレスや疲れがでてくるこの時期。今日は中目黒にある、青森ヒバを利用したプロダクトを発信しているお店「Cul de Sac-JAPON」をご紹介します。梅雨を快適に乗り切るアイテムなども、うかがってきましたよ~。
シンプルなシンボルマークが目印!静かな路地にある、青森ヒバの専門店
東京・中目黒にある天然の青森ヒバの専門店「Cul de Sac-JAPON」。ヒバの自然の香りと、その特性を活かしたプロダクトなどを紹介、販売しています。
目黒銀座商店街から目印の看板を曲がり、路地に入ると、シンプルなシンボルマークのフラッグがかかっているのが見えます。店名のCul de Sac(カルデサック)はフランス語で「袋小路」という意味。その名のとおり、お店は都会とは思えないほど静かな路地に佇んでいました。
フラッグにもあるロゴマークは、「ヒノキチオール」という、ヒバの油に含まれる消臭抗菌効果成分の化学式を基にしたデザイン。カルデサックを意味する”CL “は、なぜか逆さになっています。これはブランドコンセプトの「まじめにふざける」という、ユニークなプロジェクトの展開を表現しているのだそう。
ブルーを基調としたドアから店内に入ると、一瞬で青森ヒバの心地よい爽やかな香りに包まれます。木の温かみを感じるナチュラルな雰囲気が印象的。
日本で天然のヒノキオチールが抽出できる原料は、そのほとんどが青森ヒバ。天然の青森ヒバは、自然の爽やかな香りがするだけではなく、実は「抗菌」、「リラックス」、「防虫」、「消臭・防臭」などの高機能が備わっているのだそう。
「Cul de Sac-JAPON」のデザイナーである村口実姉子さんのご実家は、青森ヒバ専門の材木屋さん。
子供の頃から木々の香りに包まれて育った村口さん。長い年月をかけて育った青森ヒバが無駄にならないようにと、お店で取扱っているプロダクトの原材料は、木材所で発生する曲がった木や、端材、廃材を使用しています。
青森ヒバをそのまま使用したプロダクトが魅力的!
店内に入って一番気になっていたのが、この青森ヒバの香りを楽しめるスツール。もちろん天然の丸太なので形や割れなどもさまざま。本来の自然の形を感じながら、楽しむことができますね!
ちなみに、座面は座りやすいように緩やかなカーブがつけられているのだそう。スツールに天板を置けば、テーブルとしても使うことができますよ。
こちらは、ペットがいる方にオススメの「ペット用テーブル」。ヒバの間伐材を使用して作られています。村口さんが実際にペットを飼われていることから、このプロダクトの発想に繋がったのだそう。角度や高さなど使いやすく計算されたフォルムからペットへの気配りも伝わってきますね!
小さめの切り株で作ったタブレット用スタンド「iPhone iPad stand 」も。
ヒバの香りに包まれてリラックスしながら動画観賞や通話ができちゃいます。こちらの商品は人気で品切れになることも多いそうですよ。
その他にも、店内を見渡すと、まな板や箸、ボックスなど、日常のあらゆるシーンで活躍しそうなプロダクトが多数。種類の多さから、青森ヒバの効果を活かした製品を追求されている姿勢が伝わってきます。
青森ヒバを加工したライフスタイルアイテムも。
「Cul de Sac-JAPON」のアイテムは木材をそのまま使用した家具だけではありません!なんと、青森ヒバの成分を抽出して製作したハンドソープやバスソルト、クローゼット消臭材などケアアイテムも充実しているんです。
こちらは、新しく発売された「歯磨きジェル/ HIBA WOOD TOOTHGEL」。口の中の虫歯菌や歯周病菌に対して抗菌効果のある青森ヒバ精油を配合したハミガキジェルです。ヒバとスペアミントの香りでスッキリと歯磨きができちゃいます。青森ヒバの力で毎日の歯磨きがリフレッシュタイムになりそう〜。
商品の中で特に驚いたのは、「木材を原料にしたパルプに青森ヒバ精油を練り込む」という、オリジナルの繊維「Filhiba」を使った、100パーセント自然素材のTシャツやカットソー。
Filhibaのファブリックは抗菌・防臭・消臭効果があり、その効果は数回洗っても有効成分が薄れることがないのだそう。
触ってみるとサラサラとしていて着心地が良さそう〜。ジメジメとしたムシ暑い日にも活躍しそうですね。
梅雨を乗り切るのにオススメ!注目の青森ヒバアイテム
梅雨の季節に活躍しそうなアイテムをおうかがいしたところ、除湿・消臭材の「HIBA MAGIC」が特にオススメなのだそう〜。
靴箱やクローゼットなど湿気の多い場所へ置くと、圧縮されたヒバのパウダーが湿気を吸ってくれます。
真空パックの袋から取り出すと、このように圧縮されたヒバパウダーの本体が出てきます。水分を含むと本体が膨らんで、周りの湿気を吸ってくれるんだとか。
使用状況によって異なりますが、3〜6ヶ月ほどで袋の中で圧縮されたヒバ粉が崩れ、右のように全てがパウダー状になるそうなんです。除湿の効果と取り替え時期が目で見てわかるのは、便利ですよね〜。
ジメジメした空気をスッキリさせる「ヒバチップ」やスプレー式の「青森ヒバ精油蒸留水」などのアイテムも。
ヒバチップは、有効成分が多く含まれる赤身と呼ばれる部分だけを使用。ガラスや陶器、ポーチなどに入れて香りを楽しむことができます。
ヒバチップや精油蒸留水は、店内で量り売りもしているんです。
なんと、ヒバのチップの量り売りは所定の袋に“詰め放題”という、うれしいサービス。お店の方に青森ヒバについてあれこれ質問しながら詰め込むのも楽しそうですね。
Cul de Sac-JAPONの商品は、中目黒のお店以外にもCul de Sac-WORKS松陰神社前店ほか、各取扱店で購入可能。実際に手にとって確かめたい方は店舗情報からお近くの販売店を探してみてくださいね。
また、オンラインストアからも購入することもできますよ。
今年もやってくるムシ暑い季節を、青森ヒバの効果で上手に乗り越えてみてはいかがでしょうか?
営業時間:平日:11:00~18:00、土、日、祝日:12:00~18:00
定休日:水曜日
http://culdesac.jp/
住所:東京都目黒区上目黒2-24-13
Filhiba
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