こんにちは。haconiwa編集部のcococoです。
いきなりですが、みなさんは仏壇にどのようなイメージを持っていますか？重たかったり、暗い印象を持っていたりする方も多いのではないでしょうか。本日は、そんなイメージを覆す、今までにない新しい仏壇をご紹介します。

どんなインテリアに溶け込む、新しい仏壇ブランド

2021年、株式会社クローネより、シンプルなおうち仏壇ブランド「kaunis」が誕生しました。kaunisは、重々しく近寄りがたい印象が少なからずある仏壇を、少しでも親しみやすいものに変えたいという思いから、現代の暮らしとインテリアに馴染むシンプルな仏壇を展開するブランドです。

核家族化や少子化で、現在の住宅事情やデザインを含めた価値観に合わないという問題を今までの仏壇は抱えています。その問題を解消し、大切な人を偲ぶ“親しみやすい身近な場”手元供養としてシンプルな仏壇が生み出されました。洋室にも和室にも合うデザインで、生前に気に入ったものを選びたい、住環境にマッチするものが見つからない、墓仕舞い等で自宅で日々供養するという方に向けて作られた仏壇なんです。

国内の家具・木工職人が手掛ける、凛とした雰囲気と神聖さが感じられる3つのラインナップ

●「舞台」

おうちのような形がかわいらしい「舞台」は、日本人になじみのある能の舞台をイメージしたデザイン。天然木を使用し、四隅に柱を配置。それらを高欄でつなぎ、光がたっぷり入る気持ちの良い作りです。開放感があり、親しみやすく近づきやすい雰囲気を感じますね。

木材は、天然木のチェリー材を使用し、長く使うことでツヤや深みがより増してきます。現在の住環境や家具・インテリアに自然と溶け込む北欧家具のような、ナチュラルで優しい雰囲気です。
また、舞台下は引き出しになっていて、お線香やマッチ、ロウソク等の普段使うものを収納できるようになっています。底面はA4より少し大きいサイズで、置き場所を選ばないサイズ感が嬉しいですよね。

一枚付属している別途木板は、舞台枠に丁度収まるサイズとなっているので、舞台上の高さを変えたり、仏壇の前部に置き、お花を飾ったりと自分なりのオリジナルの使い方が出来ますよ。

●「地平線」

黒い土台と木目調の板で構成された「地平線」は、「あの世」と「この世」をつなぐ存在として仏壇をとらえ、空と陸をつなぐ地平線をイメージしデザインに落とし込んでいます。

現世を水平、他界を垂直で表し、それをつなぐものとしても意味も込めているそう。縦横の直線が際立つようにチェリーの無垢材を長手方向へ配置。それを中央の黒い土台で支えることで、適度な存在感を保ちながら軽やかなイメージを与えています。

また、一段下がった黒色の土台にも物を配置できる奥行10cmほどのスペースがあるので、故人のゆかりの品を置いたり、お花を飾ったり、思い思いにアレンジしてみてください。

●「半月」

「半月」は、なるべくシンプルでコンパクトに、という方向けの省スペースの仏壇（手元供養台）です。チェスト上や棚にも合うサイズで、置く場所を選ばないのも特徴のひとつ。天板は月をイメージしていて、故人との想いを季節の移ろいや月の満ち欠けの中で感じてもらえたらという思いが形に落とし込まれています。

天板下は引き出しとなっていて、「舞台」と同様にお線香やマッチ、ロウソク等の普段使うものを収納できるようになっています。また、前部に置ける木板（37×10cm）も一枚付属しているので、「舞台」と「地平線」と同じように仏壇前にゆかりの品を置いたり、何も置かずにシンプルにしてみたり、自由に組み合わせてライフスタイルに合った仏壇を選んでみてくださいね。

インテリアの一部として溶け込む「kaunis」のおうち仏壇は、こちらのオンラインショップで購入できます。気になった方はぜひチェックしてみてください〜！