こんにちは。haconiwa編集部 モリサワです。
少しずつ秋の気配がしてきましたね。今日は、お盆の仏具としてだけではなく、お部屋でゆっくり過ごしたい夜にもぴったりの心地よい灯り「AGASATO（アガサト）」・「TSUDOI（ツドイ）」をご紹介します。

置き型、吊り型、ルームランプとして使える盆提灯。

「盆提灯」とは、お盆に故人や先祖の霊が迷わず帰ってくるための目印の役割をする提灯。
1830年京都で創業の仏壇・仏具メーカー若林佛具製作所が新たに立ち上げたお仏壇のオリジナルブランド「KAKEHASHI SERIES」から、「和」のイメージが強かった昔ながらの三つ足型の盆提灯が新しいデザインに生まれ変わって登場しました。

この様式にとらわれない「多様化する現代の生活空間にとけこむ仏壇仏具」をコンセプトに開発された盆提灯は、様々な住環境にフィットするルームランプとしても使用することができるんです。

デザインはとてもシンプル。今年新しくラインナップに加わったのは、「AGASATO」「TSUDOI」の2タイプ。プロダクトデザイナーによる実用性の高いデザインは、それぞれ置いたり、吊るしたりと使い分けられる仕様になっています。

それでは、さまざまなシチュエーションに合わせて、和室・洋室どちらでも違和感なく設置することもできる新たなラインナップを見ていきましょう。

AGASATO (アガサト)

AGASATOは、「吾が郷(あがさと)」を意味する、家族と過ごしたかけがえのない日々と大切な思い出を象徴する盆提灯。お盆で使った後は来年まで片づけてしまうことも多いですが、このように間接照明としてお部屋のアクセントして置くことができます。

着脱可能なマグネット式の脚にしたことで、吊り型としても2WAYで楽しむこともできるのだそう。お部屋が一気に和モダンな佇まいになりそうですよね。

TSUDOI (ツドイ)

こちらの「TSUDOI(ツドイ)」は、コンパクトでシンプルな形状と、取り外し可能な吊手によって置き吊り両用で使える機能性を持ち合わせた柔らかなフォルムの盆提灯。

吊り手を付けて、吊るして使うのもステキですよね。

従来の盆提灯はスペースやお部屋の雰囲気で飾りにくいという声に応えて、開発されたそう。もちろん仏具として小型のお仏壇や手元供養の時にも合わせて使うことできます。

美しい造形をお部屋でゆっくり楽しんでみては？

今回新たにラインナップに加わったAGASATO・TSUDOIの他に、以前haconiwaでもご紹介した、盆提灯の特徴である雲手 ( 取っ手 ) がかわいいAKASHI も販売中。

KAKEHASHI SERIESの盆提灯は、オンラインショップ〈なごみ工房〉または、直営店の京都本店で購入することができます。

KAKEHASHI SERIESの盆提灯の火袋は未だに職人さんによる手作りなのだそう。秋の夜長。機械では真似出来ない美しい造形を、お部屋でゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。