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壁面イラストがインパクト大!神奈川・三崎にオープンした「雑貨屋HAPPENING」に行ってきました

こんにちは。haconiwa編集部のさんどです。
本日は神奈川県三浦半島の西南端にある港町、三崎に新しくオープンした「雑貨屋HAPPENING(ハプニング)」をご紹介。壁面やガラス一面に描かれたイラストやオリジナル商品など、可愛さあふれるお店の様子をご案内します!
「ここに来れば、なにか起こるよ」。人やモノの出会いの起点になる雑貨屋
京急三崎口駅からバスで約15分。三崎港のほど近くに昨年12月、セレクト雑貨やオリジナル商品を販売する「雑貨屋HAPPENING」が開店しました。
お店の運営を行うのは、三崎で出版社を営むアタシ社さん。出版社として雑誌や本をつくるだけでなく、HAPPENINGから徒歩4分ほどの場所にある蔵書室「本と屯」や「花暮美容室」を運営したり、WEBメディア「gooone」を立ち上げたりと、さまざまな形で人々が集う場をつくっています。

「三崎の中でも人通りのある商店街に面したこの場所で、人が集まる場所をつくりたい」「マグロで有名な三崎だけど、可愛くて気の利いたお土産が少ない。それなら、自分たちで素敵なお土産を買える場所をつくりたいね」と雑貨屋づくりが始まりました。
お店のコンセプトは「ここに来れば、なにか起きるよ」。
思わぬ出会いや体験ができるお店にしたい、という思いが込められています。
「三崎には、文化的なものに触れる場所が少ないんです。『雑貨屋HAPPENING』というお店を土台に、雑貨の販売だけでなくイベントなど色んなことが展開していく場になれば」とかよこさんが語るように、店内に設けられたステージで落語会を開催したり、映画の上映会も企画しているそう。
圧巻の壁画とガラスに描かれたキュートなイラスト達。unpisさんによるクリエイティブがとにかく可愛い!
お店一番の見所は、なんといっても壁全面に描かれたイラストレーターunpisさんのイラストです。バナナの皮、火がついた導線、食パンをくわえて走る女の子、パーティーのクラッカーなど「何かが起こる直前」のモチーフが躍動しています。
unpisさんはお店の“総合クリエイティブ”を手がけ、壁だけではなくガラス面やショッパーなどさまざまなイラストを描いています。まさにお店全体がunpisさんの世界!
天井や柱、ドアノブなど店内のあちこちにアッと驚いたりクスッと笑えるような遊び心がちりばめられていて、ワクワクが止まりません!おばけの後ろに立ってみたり、壁画の女の子と並んで写真を撮ったり、「お客さんもイラストの一部になって楽しんで欲しい」と考えてデザインされているそうですよ。
日が差す時間帯になると、床にガラス面の影が落ちて可愛い!天気や時間によってお店の表情が変化するところも良いですね。
買い物をするともらえるショッパーは、「これをもらうために買い物をしたい」と思えるほどの可愛さです。
ロゴデザインは「デザインあ」にも携わっていた岡崎智弘さんによるもの。「HAPPENING」の2つ目のNを「ん」で表したところがチャーミングです。シンプルだけどユーモアがある素敵なデザインですね。
こちらの猫ちゃんのしっぽも「ん」の形になっています。このような、気付くとなんだか嬉しくなる仕掛けがたくさん隠れているのでぜひ探してみてくださいね。
ここでしか買えないオリジナル商品も。日常に嬉しいハプニングをもたらしてくれそうなセレクト雑貨

お店に並ぶ商品は「日常に小さな事件を」というテーマでセレクトした生活雑貨や調理雑貨、食品、民芸品など約100点(2022年2月時点)。セレクターが実際に使って感動したもの、本当に良い!と思ったものが集められ、商品には「ハプニングポイント」と題したセレクターによるコメントが添えられています。
中には写真家がセレクトしたカメラの「ブロアー」(カメラの汚れを吹き払う道具)などマニアックなものが紛れ込んでいて、商品を見ているだけでも発見があります。

スタッフのイチオシは、HAPPENINGオリジナル商品の「MISAKI CURRY BOOK」。
3〜4人前のカレーと野菜のアチャール、チャイを作れるスパイスと、三崎のまちやスパイスカレーについて知ることができる小冊子がセットになっています。
「三崎港で手に入るマグロやメカジキ、サバなどの魚でカレーをつくりたい」と、鎌倉のスパイス商社「アナン」の3代目メタ・バラッツさんとの共同開発で誕生したスパイスカレー。三崎で買った新鮮な魚と野菜、そして「MISAKI CURRY BOOK」でカレーをつくれば、おうちでも三崎の食材を楽しむことができますよ。

使い切りサイズなので余らないし、普段スパイスカレーをつくらない方も気軽にお試しできるのが嬉しいですね◎
3種類のテイストに合わせたカラーリングが可愛いパッケージのデザインは目黒水海さんが手がけています。見た目がおしゃれでサイズもちょうど良いので、ギフトにも最適!
こちらはイッセイミヤケで経験を積み、三崎へ移住したテキスタイル作家の大類尚子さんによるブランドruinuno (ルイヌノ)のストールです。軽くてやわらかな触り心地と上品な色づかいが素敵。
おっちゃんこ(北海道弁で「座る」の意味)しているフォルムがキュートな木彫りの熊「おっちゃんこ熊」も人気商品の一つです。1匹ずつ異なる表情もポイント。HAPPENINGに並ぶ郷土民芸の品々はどれもインテリアに馴染みやすく愛らしい表情が魅力的で、民芸品を買うことにハードルを感じている方も気軽に暮らしに取り入れられそうです。
レジ横に置かれた福島県の「白河だるま」のガチャガチャには真っ白なだるまが入っていて、自分で絵付けをすることができます。旅の思い出づくりにぴったりです。
そのほかにも食器やアクセサリー、お菓子、調味料など、日常をさりげなく彩ってくれる雑貨が豊富に揃っています。特に人気の食品は、地元の方が何度もリピートしに訪れることも多いのだとか。
「地元の人と観光客、子供とおじいちゃんおばあちゃんなど、色々な人が入り交じる面白いお店を目指したい。それも含めた“ハプニング”をみなさんに体験してもらいたいです」と語るシンゴさん。
この場所から生まれる思いがけない人やモノとの出会い(=ハプニング)によって新しいカルチャーが生まれ、三崎がさらに面白いまちになっていくことがとっても楽しみです!
3月にはお店のホームページが公開される予定とのこと。unpisさんのイラストが動くゆかいなサイトになるそうなので、お楽しみに〜!
雑貨屋HAPPENING
営業日:土曜日・日曜日
営業時間:12:00-17:00
Instagram:https://www.instagram.com/happening_miura/
Twitter:https://twitter.com/happening_miura
所在地:神奈川県三浦市三崎1丁目11-4
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