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もうビニール傘を使い捨てない!再生プラスチックを活用した傘「サステナブレラ」

もうビニール傘を使い捨てない!再生プラスチックを活用した傘「サステナブレラ」

こんにちは、haconiwa編集部のシオリです。
コンビニやドラッグストアで手軽に購入できるビニール傘。外出先で突然の雨に降られた際に購入できるとあって重宝されてきましたが、大量に廃棄されているという側面もありました。そんなビニール傘の現状を変えるべく登場したのが、「サステナブレラ」です。

ビニール傘の新しいスタンダードを創りあげる。3社共通の想いから誕生。

一般的な傘は、年間約6,000万本、1日当たり約10万本以上廃棄されており、金属やプラスチックの複合材を接着剤や針金で頑強に取り付けているため、分解が困難でリサイクルに向かず、そのほとんどが埋め立て処理されているそう。また、強い雨や台風が過ぎ去った街並みに、ビニール傘が乱雑に捨てられている光景は、みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

サステナブレラ
そんな現状を変えるべく、「使い捨てビニール傘を無くそう!ビニール傘は使い捨てではない。」をスローガンとし、これまでオールプラスチックの傘「+TIC」や「+TIC LITE」を手掛けてきたサエラ。

「サステナブレラ」は、そんなサエラに加え、資源循環プラットフォームの構築や新素材「LIMEX(ライメックス)」や再生素材の開発による循環型社会の実現を目指すTBMと、環境配慮商品を広く流通させることで持続可能な社会を目指すPALTACの3社がタッグを組むことによって誕生しました。

再生プラスチックを50%以上配合した「CirculeX」製の“つかいすてない”傘

サステナブレラ
サステナブレラの傘生地とハンドル部分は、TBMが提供するリサイクル素材「CirculeX(サーキュレックス)」が使用されています。使用済みプラスチック等を原料とした再生材料を50%以上含む素材です。

骨部分には、伸縮性や耐久性に優れた壊れにくい強化プラスチックを使用。強い風もぐにゃりと曲がってしなやかに受け止め、折れにくい仕様だそう。ハンドルやシャフト、骨、石突まで全てがオールプラスチックであり、金属を一切使用していないため錆びる心配がありません。

サステナブレラ
デザイン設計を手掛けたのは、デザインスタジオエス代表の柴田文江氏。石突は、万が一、人に当たってしまっても傷つけることのない安全なフラット設計で、傘では希少なグッドデザイン賞(18年度)を受賞しています。

サステナブレラ
環境に寄り添いながら、デザインも素敵なサステナブレラ。2022年4月末より、全国のコンビニやスーパー、ドラッグストア等の小売店で順次販売開始されるそう。気になった方は、手にとってみてはいかがでしょうか?

サステナブレラ
サイズ:65cm(親骨の長さ)
重量:350g
素材:傘生地/再生ポリエチレン(CirculeX)
ハンドル/再生ポリプロピレン(CirculeX)
生産国:中国
価格:1,100円(税込み)
発売場所:全国小売店で順次販売開始

株式会社サエラ <製造担当>
https://www.caetlaltd.co.jp/

株式会社PALTAC <流通担当>
http://www.paltac.co.jp/

株式会社TBM <素材担当>
https://tb-m.com/

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