こんにちは、haconiwa編集部のシオリです。
毎週金曜日にお届けしている「週末読みたい本」のコーナー。本日ご紹介するのは『日本ご当地パン大全』です。

昭和レトロなご当地パンが大集合！

本書は、日本の様々な懐かしいアイテムをフィーチャーして紹介する「日本懐かし大全シリーズ」の最新刊です。今回のテーマは、日本全国津々浦々の“ご当地パン”。北海道から沖縄まで全国各地に存在する「その地域でしか買えない」パンについて、比較的名の知れた人気パンはもちろんのこと、土地の人しか知らない変わり種などなど、さまざまなジャンルごとに網羅して紹介しています。

地元の人に長年愛され続けるパンは、ロゴも親しみやすく、懐かしい雰囲気がなんともかわいいですよね。そんな“ソウルパン”とも言える日本中のご当地パンたちを、一堂に集めた本書。菓子パンに調理パン、定番から変わり種まで、ローカルメーカーのみならず、町のパン屋さんや学校のパン、自販機パンまで、なんと２００種以上！そんなにたくさんのご当地パンがあるとは、驚きですよね。

ご当地パンをひとつひとつ詳しく紹介するページには、そのパン自体の特徴だけでなく、誕生エピソードやその変遷、味わい深い店舗風景まで盛りだくさん！また、思い出の給食パンや、学校の購買の風景、都内の味わい深い老舗パン屋、名古屋モーニングに自販機のパンまで、日本のパン文化にまつわるミニ特集やコラムも充実しているから、読み応え抜群です。

私のソウルパン「のっぽパン」もありました！子供の頃は本当によく食べました。みなさんにも、地元で子供の頃からよく食べているパンがあるのでは？

旅行のお供にもなる「全国ご当地パンガイド」としてはもちろん、「ご当地パンカタログ」として眺めるだけでも十分に楽しめる一冊『日本ご当地パン大全』。みなさんも、ぜひ手に取ってみてくださいね！