こんにちは、haconiwa編集部のシオリです。
haconiwaメンバーが全国各地で見つけた47都道府県のすてきなおみやげを紹介していく「おみやげクリップ」。今回は群馬県のおみやげ「上州焼き菓子詰め合わせセット」をご紹介します。

話題のホテル内にあるパティスリーから生まれた、新しい群馬土産。

「上州焼き菓子詰め合わせセット」は、⽩井屋ホテル敷地内の⼩さなタルト⼯房「白井屋ザ・パティスリー」から2022年の7月に発売となったばかりの新しいお菓子。

白井屋ホテルといえば、群⾺県前橋市の活性化に貢献することを⽬的に2020年12⽉に開業。建築家の藤本壮介氏が設計を手がけたホテルの館内には、国内外のアーティストたちの作品が散りばめられており、緑あふれる美術館のようなホテルとして話題となっています。ナショナルジオグラフィックトラベラーの「2021年世界のベストホテル39」にも選出されました。

そんな白井屋ホテルの敷地内にある白井屋ザ・パティスリーは、前橋初の本格的フルーツタルト専門店として、2021年2月にオープン。毎⽇パティシエが旬の新鮮なフルーツをふんだんにつかったタルトやムースのタルトをはじめ、素朴な焼き菓⼦をひとつひとつ丁寧につくっています。

リー・イズミダさんの絵が目を惹く、ギフトボックス。

「上州焼き菓子詰め合わせセット」は、そんな白井屋ザ・パティスリーが群馬の名産品を使い作り上げた、群馬土産にぴったりな焼き菓子の詰め合わせです。まず目に留まるのは、リー・イズミダさんが描いたフルーツの絵があしらわれたギフトボックス。フルーツタルト専門店ならではのデザインです。

ちなみに、白井屋ザ・パティスリーの店の壁面にも、リー・イズミダさんが「素敵なアートがぎっしり詰まったホテルの中で、リンゴの⽊とフルーツが前橋に根付くように︕」と思いをこめた絵が描かれているそう。お店に足を運んだ際には、ぜひ注目してみてくださいね。

スイーツに味噌やねぎも？！群馬の名産品を使った、新しい焼き菓子。

素敵な箱を開けると現れるのは、3種類の焼き菓子。「十石みそのキャラメルパウンド」、「焼きまんじゅう風フィナンシェ」「ねぎサブレフロマージュ」というラインナップ。スイーツで、味噌やねぎが使われているのは珍しいですよね？！

こちらのお菓子に使われている味噌やねぎは、群馬の名産品。甘じょっぱいものや、発酵食品がよく食べられている群馬の味を、上品な焼き菓子で味わえるなんて驚きです！

「焼きまんじゅう風フィナンシェ」は、群馬のソウルフードの代表格、焼きまんじゅう風に仕上げたフィナンシェ。群馬のふるさと認証食品の麦みそ、十石みそ（じゅっこくみそ）を加え、コクのある味わいのフィナンシェになっています。

「十石みそのキャラメルパウンド」は、自家製のキャラメルの甘さと、群馬県の上野村で古くから親しまれてきた麦みそ「十石みそ」の塩味がほどよく引き立つパウンドケーキ。しっとりとした生地のなかに胡桃が加えられており、食感も楽しめるのがポイントです。

「ねぎサブレフロマージュ」は、バターでじっくり炒めた長ねぎを、チーズサブレの生地に練り込んだ一品。七味唐辛子がアクセントになっていて、一度食べたらやみつきに！おつまみ感覚でビールにも相性抜群ですよ。

甘い焼き菓子と味噌、ねぎの出会いは、一口食べてみると驚くこと間違いなし。味噌はコクを生み出し、ねぎはまろやかな甘みをプラスしてくれていて、口の中に広がる甘じょっぱさはクセになりそう……！

群馬の名産品を素敵なお菓子に閉じ込めた「上州焼き菓子詰め合わせセット」。白井屋ザ・パティスリーと、白井屋ホテルのフロントでも販売されています。また、本日ご紹介したギフトボックスに入っているお菓子は、バラでも購入可能です。群馬にお出かけの方、白井屋ホテルに宿泊される方は、ぜひお手にとってみてくださいね。